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【神戸新聞杯】ダービー上位組歴史的な強さ サトノダイヤモンド

いよいよ今年は菊もディープ産駒か

 菊花賞へ向けて視界良好――サトノダイヤモンドの秋初戦は文句なしだった。

 ゴールでの着差は首差。これだけ見れば接戦にも思えるが、内容は一頭抜けていた。

 スタートから中団を追走するも、そこは断然人気馬。特に3角過ぎには直後に②~④着馬の3頭がいてマークを一身に受ける格好になっていた。

 直線は外から③着レッドエルディストが並び掛けようとするも、まずそれを突き放す。②着ミッキーロケットは勝負乗りで内をすくう形で迫ってきたが、これにも競り勝った。“追う者の強み”をまとめて封じ込めたのだから、まさに着差以上に力が違っていたということ。

 これであらためて再確認できるのが、ダービー上位馬の強さだろう。史上まれにみるハイレベルの現3歳世代でもダービー①~③着馬はズバぬけているとみていい。

 勝ったマカヒキは秋初戦の仏ニエル賞、③着ディーマジェスティもセントライト記念を完勝。そしてサトノダイヤモンドと、くしくも3頭いずれも“首差”ながら強さをアピールして好発進を決めた。

 実はこれは歴史的にもすごいこと。ダービーの①~③着馬が秋初戦で揃ってV発進を決めた例はグレード制導入後では初めてである。

 これなら今年はディープ産駒の“鬼門”もクリアできるか。菊花賞はこれまで19頭が挑んで②着2回まで。天皇賞・春と並んで、勝てそうで勝てていないタイトルだ。

 マカヒキは今週末に大一番、凱旋門賞が控えているが、サトノダイヤモンドとディーマジェスティはもちろん菊取りへ。2強決戦濃厚となった今年はディープ産駒にまたまた新たな1ページが加わりそうだ。

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