• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

【スプリンターズS】猫の目路線制した 二刀流レッドファルクス

M・デムーロさすがの勝負勘

 秋GⅠシリーズの開幕戦、スプリンターズSを制したのはM・デムーロ鞍上のレッドファルクスだった。

 終わってみれば大一番はやっぱりデムーロといったところか。スタート後、レッドにしては出して行きながら、プレッシャーを受けずに外めをスムーズに追走。4角手前からワンテンポ早く押し上げていく形を取った。結果的に先行勢が残る展開だったから、この一連の乗り方は大正解。ゴールで測ったように頭差だけ出ていたところが、さすがは勝負強いデムーロである。

 もちろん、鞍上の好騎乗、さらに馬自身が力をつけていることもあるとはいえ、この結果は今の短距離界のレベルも示しているか。とにかく、混戦が続いているのがこの路線だ。

 昨年からの混合重賞を振り返ってみると、スプリンターズS前まで合計18鞍の千二芝重賞があって、勝ち馬は実に17頭。2勝を挙げているのはビッグアーサーだけという“猫の目”路線。そう、抜けた存在がなく、どの馬にもチャンスがある組み合わせだった。

 思えばレッドはオープンの芝で勝ったのは前走のCBC賞が初めて。ダートでも4勝を挙げている“二刀流”だ。血統も父がスウェプトオーヴァーボードで、米国産のパワー型。生粋のスピード型、芝スプリンターというイメージがあった馬ではない。

 それでもレース展開や乗り方ひとつで勝つことができるのが今のスプリント界。負けた相手に言い訳もさせなかったロードカナロアのような、絶対君主の登場はいつになるのだろうか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の競馬記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    豪雨初動遅れも反省なし…安倍政権が強弁するウソと言い訳

  2. 2

    英紙も警告 2020年の東京五輪は“殺人オリンピック”になる

  3. 3

    検察は動くか アベトモ古屋議員に裏金疑惑が浮上 

  4. 4

    河野外相ツイートが炎上 切望した外遊の中身は“観光”同然

  5. 5

    ロッテは身売り否定も…ZOZO前澤氏が招く“球界再編”第2幕

  6. 6

    太った? 元AKB小嶋陽菜のムッチリ体型にファン容赦なし

  7. 7

    「別に」から完全復活…沢尻エリカは豹変したか猫かぶりか

  8. 8

    婚約発表の平幕勢 賞金ランク4位・比嘉真美子との年収格差

  9. 9

    改元は来年…残るオウム受刑者は「恩赦」の対象になるのか

  10. 10

    雨の降り方が一変…明治以来の土建国家の施策は破綻危機

もっと見る