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【京都大賞典】役者が違ったキタサンブラック

 きのう行われたGⅡ京都大賞典はまさに役者が違った――。

 断然の1番人気キタサンブラックは盤石の勝ちっぷり。ハナを主張したヤマカツライデンの2番手から。もう一頭のGⅠ馬ラブリーデイが掛かる面も見せる中、こちらは武豊との呼吸は抜群で、折り合いピタリ。GⅠ2勝の実力馬が何の不利もなく、スムーズに4角を迎えた時点で“勝負あり”だった。

 直線は馬なりで先頭に立つと②着アドマイヤデウスを封じ込めてのフィニッシュ。首差でも余裕しゃくしゃくといっていい秋初戦Vである。

 意外にも1番人気は今回がデビュー以来、初めてだったキタサン。そのファンの支持には満点回答で応えた形だ。この後は天皇賞・秋へ向かわず、ジャパンC→有馬記念の予定。王者の風格さえ漂っていたこの勝利からはそのGⅠ2戦でも期待が高まってくる。

①着キタサンブラック(武豊騎手) この馬らしい勝ち方でした。逃げる馬がいなければ逃げてもよかったけど、行く馬がいたので2番手で。道中はムキになることもなかったし、最後も②着馬が来れば来るだけ伸びていた。着差以上の完勝でしょう。春の天皇賞馬として負けられない気持ちだった。このあと2戦、大きな舞台(ジャパンC、有馬記念)が待っているし、そこでも頑張りたい。

②着アドマイヤデウス(橋田調教師) もうちょっとだったけどね。今回はいつもの休み明けと比べても状態が良かったが、今回は相手もかなり強力でした。最後は脚を使っているけど、抜け出すほど切れなかった。

③着ラブリーデイ(ルメール騎手) 勝ち馬の後ろで完璧な競馬だったし、ラスト250メートルでスペースもあきました。そこから頑張ってくれましたが、残り50メートルで苦しくなった。でも、いいトライアルになったよ。

④着サウンズオブアース(M・デムーロ騎手) ゴチャついて厳しい競馬になりました。それでも最後で一瞬、凄い脚を使ってくれた。きょうは久々だったし、よく頑張ってくれました。

⑤着ヒットザターゲット(小牧騎手) この馬には二千四百が合っているね。最後もいい脚で追い込んできたけど、結局、前残りになったから。でも、まだまだ頑張れるよ。

⑧着ヤマカツライデン(池添騎手) 自分のレースはできました。一線級相手で残り4Fからペースが上がりましたが、こうした競馬を経験できたことが今後に生きてくると思います。この馬もレベルは高く、まだまだこれからの馬ですから。

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