【アルゼンチン共和国杯】これがハーツクライの成長力だシュヴァルグラン

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休み明け58㌔も何のその

 満を持してGⅠ取りへ大きく前進――。

 GⅡアルゼンチン共和国杯は2番人気の4歳馬シュヴァルグランが勝利を収めた。

 今春、GⅡ阪神大賞典①着→GⅠ天皇賞・春③着の実績馬。だが、今回はトップハンデ58キロ、中2週でジャパンCを見据えた仕上げ。さらにレース当日も、ややテンションが高く、1角まで少し力み加減。それらをもはねのけて結果を出すのだから、“地力の違い”のひと言だろう。

 そんな状況でも出世レースを制したシュヴァルグランは前途洋々だ。

 というのも、父ハーツクライは4歳暮れに有馬記念で無敗馬ディープインパクトに初めて土をつけてGⅠ馬の仲間入り。その勢いで翌5歳初戦に海外GⅠドバイシーマクラシックを制覇と、一気に上り詰めた晩成型だ。

 産駒にも同様の傾向がある。ここまで重賞31勝を挙げているが、2歳=4勝、3歳=8勝、4歳=8勝、5歳=9勝、6歳=2勝と、5歳時の勝利が一番多い。それも、わずか4世代でのものだから、いかに産駒が奥手かの証明になる。

 これまでの代表産駒ジャスタウェイも4歳秋の天皇賞初制覇から世界へと羽ばたいた。シュヴァルグランもまだキャリア15戦と馬は若く、これから充実期に入って、父と同じような軌跡を歩んでいく可能性は大。

 次なる狙いはジャパンC。有力馬はキタサンブラック、ゴールドアクター、リアルスティール、サウンズオブアース、ディーマジェスティら。2週後にこれらをまとめて倒して頂点を取っても、何ら不思議ではない。

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