• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

【ジャパンC】圧逃!武豊キタサンブラックGⅠ3勝目

凡戦にさせた名手の腕と顔

 早々と勝負あり――ジャパンCを制したキタサンブラックだ。

 国内外のGⅠ勝ち馬が合計8頭という豪華な顔ぶれ。手に汗握るハイレベルな戦いが予想されたものの、終わってみれば2分25秒8の平凡な勝ちタイム。2馬身半差をつけたキタサンの強さだけが目立った形だ。これには武豊の“腕”、そして“顔”があった。

「馬場入り後はテンションが高いというか、ギリギリ。ゲート内も態勢がうまく取れてなかった」

 そう振り返りながらもさすがの手腕。1番枠からゲートをきっちり決めた。そして顔も生かす。

 スタート後にマークするように馬体を寄せてきたのが田辺のワンアンドオンリー。だが、ハナをきっちり主張しながら1角へ入って、やり過ごした。その後はマークを受けることなく向正面へ。今年のジャパンCはそこで勝負は決していたかもしれない。

 キタサンの刻んだ流れは前半3F37秒2。小雨もあったとはいえ、過去10年で最も遅いもの。その後も「できるだけ波のないイーブンペースで走らせようと思っていた」という名手の言葉通り。1F12秒台を連発して5F通過は61秒7だから、GⅠどころか下級条件戦並みのペースだ。

 逆に残り半マイルからは11秒台と自由自在にレースを支配。結局、後半5Fは58秒9、3Fは34秒7。逃げ馬の教科書があれば、お手本になりそうな流れをつくり出していた。これでは接戦にもならないのが納得いく。


 武豊の名人芸が光ったにしろ、それにしっかりと応えたキタサンもGⅠ3勝目。これまでは菊花賞5番人気、春天皇賞2番人気だったが、今度は堂々の1番人気に応えての勝利だ。

 次のターゲットは年末のグランプリ有馬記念。中山でも“まつり”の歌声が響けば、年度代表馬の座が確実になる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の競馬記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安倍政権また後手後手 西日本豪雨の補正予算が置き去りに

  2. 2

    日大アメフト部新監督 立命大OB内定に選手らは拒否反応

  3. 3

    浮いた話もなし…波留の“私生活”がベールに包まれるナゾ

  4. 4

    太った? 元AKB小嶋陽菜のムッチリ体型にファン容赦なし

  5. 5

    政財界とも結びつき深く…故・浅利慶太さんの「功と罪」

  6. 6

    傲慢でぶれない自民党と公明党 国民のことは考えていない

  7. 7

    英紙も警告 2020年の東京五輪は“殺人オリンピック”になる

  8. 8

    ドラマ引っ張りだこ 「高嶺の花」でも話題の峯田和伸って

  9. 9

    フジ主演ドラマ好発進も…山崎賢人に足りないアドリブの妙

  10. 10

    73歳会長と親密交際 華原朋美“天性の愛人”のジジ殺し秘術

もっと見る