【チャンピオンズC】今年は突き抜けたサウンドトゥルー

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大野&高木師 二人三脚でつかんだタイトル

 チャンピオンズCを制したのは関東馬サウンドトゥルー。昨年③着の雪辱を見事に果たした。

 レースは2F目が10秒7。このままペースが上がるかと思いきや、前半3~4Fのラップが12秒9―12秒5と落ち着く。そのため、向正面から一気に速くなり、11秒台が2F続いた。後方2番手に構えていたサウンドにとってはおあつらえ向きの展開だった。

 さらに、直線。昨年は前が壁になって外に持ち出すまでに時間がかかり脚を余したが、今年は違う。イン狙いから外へスムーズに進路を切り替えると、強烈な伸び。先に抜け出していたアウォーディーをゴール前できっちりとらえた。

「直線でこれだけ叫んだのは初めて」

「直線でこれだけ叫んだのは初めて。ええ、スカッとしました」とは見届けた高木師。東京大賞典に続き、2つ目のGⅠ。念願だった中央でのビッグタイトルを手に入れた瞬間である。

 もちろん、サウンドの鞍上は大野。この高木師=大野は非常に強固なラインだ。14年のスプリンターズSをスノードラゴンでともにGⅠ初制覇を飾ると、ホワイトフーガ=JBCレディスクラシック、そして、サウンドトゥルーの東京大賞典とチャンピオンズC。二人三脚で大舞台を戦ってきた。

「新馬からガリガリ仕上げず、長く走らせたい。その中でレースを教え込んでいく。この方針に大野がピッタリなんです」と師は説明する。

 実際にスノードラゴンは6歳での栄冠だった。サウンドも同じ6歳。地道な努力が実を結んだ結果と言えよう。

 セン馬は長持ちと言われる。サウンドもまだまだ伸びしろを見込んで良さそうだ。

「母系が晩成の血統なんですよ。以前はコロンとしていたのが、ようやく伸びが出てきた。今後はオーナーと相談して決めますが、東京大賞典や来年もあるので」と夢は膨らむばかり。

 今後は迎え撃つ立場となるが、この切れ味なら来年も第一線で活躍し続けることは間違いない。

①着サウンドトゥルー(大野騎手) はまりましたね(笑い)。とにかくリズム良く、それだけを考えて。最後は思ったように前があいてくれましたね。ええ、残り100メートルで前の馬の脚が鈍ったのでいけるかな、と。去年(③着)がうまく噛み合わなかったのでよかったと思います。この時季は調子が上がる馬。年末(東京大賞典)も頑張ります。

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