【チャンピオンズC】アウォーディー負けて強し

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明暗を分けた向正面のラップ

 ゴール直前は完全に勝てる態勢だった1番人気のアウォーディー。最後の最後に「首」だけ差されてダート7連勝、JBCクラシックに続いてのGⅠ連覇は夢に終わった。

 そのわずかな差につながったのは道中の流れ。向正面で急加速する稀有なラップが追い込むサウンドには味方し、こちらには不利に。ちなみに、ここがともに11秒台だったのは中京改装後の千八ダート、良馬場では過去に1鞍しか例がない。

 前2走が地方交流の緩い流れで、3走前のアンタレスSにしても平均ペース。ここまでダートで6連勝は決めていたものの、こんな流れはアウォーディーにとっては初体験だった。

 しかも「気難しさを出していた」と武豊。ペースが上がった向正面では置かれかけて、気合をつけながらの追走に。スムーズに操縦できていたこれまでとは勝手が違った形になっていた。

この経験は次につながる

 それでも早め先頭から押し切りを狙っていたアスカノロマンはねじ伏せたが、今度は「抜け出すとブレーキをかけるのは想定内。それでもすごい止まり方」。ゴール前に首だけ逆転を許してしまった。

 断然の人気を背負って前を捕まえ、勝ちにいく競馬での結果。早い話が勝負のアヤとも言っていい内容だ。

 陣営は暮れの東京大賞典出走も視野に入れているよう。この厳しい一戦を経て自身の経験値はさらに上昇したはずで、再び「①着」でフィニッシュするシーンは十分に期待できよう。

②着アウォーディー(武豊騎手) 残念ですね。ソラを使うというか、抜け出すとブレーキをかけるのは想定内で分かってたこと。それにしても、直線はすごい止まり方。1コーナー、3コーナー手前とゴール前で3回も気難しさを出してた。勝ち続けるのは難しいね。能力はあるんで、また頑張りたい。

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