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【朝日杯フューチュリティS】〝凡戦〟の結果から予想される2つのこと

来年のクラシック路線の混沌

 2歳チャンピオン決定戦を勝ったのはサトノアレス。直線で外から他馬を一気に差し切った勝ちっぷりは確かに目立ったといえば目立った。

 だが、それはそれ。レース自体を精査すると、“凡戦”にも思えてくるる。決着時計はスローとはいえ、良馬場で千六1分35秒4。朝日杯が中山から阪神に替わったのは一昨年からで、その一昨年は“稍重”で1分35秒9。昨年はちょうど1秒速い1分34秒4の決着だった。

 施行条件が同じ阪神JFと比較しても、今年のソウルスターリングは1分34秒0の速さ。また、現2歳世代は牝馬が混合重賞で3勝、オープン特別でも7勝と、牝馬にいいようにやられていたように、例年と比較すると全体レベルに疑問符がつく。

 それに加えて2歳チャンピオン決定戦がこの内容だ。来年のクラシックは混沌としてきたと考えていいのかもしれない。

 さらに気になるのが朝日杯のGⅠとしての地位だ。勝ち馬で翌年のクラシックを制覇したのは過去20年で12年ロゴタイプ(13年の皐月賞馬)1頭のみ。もともとクラシックを狙う馬は二千メートルのGⅢラジオNIKKEI杯2歳Sに向かう傾向があった。

ホープフルSがGⅠに格上げされたら……

 それが14年から中山のホープフルSが2歳中距離路線の頂点となる競走に位置付けられ、現在GⅠへの格付け申請中(現時点はGⅡ)だ。来年の①着賞金を比較しても、朝日杯と同じ7000万円。となればこれまで以上に、クラシックを狙う牡馬はホープフルSへ向かう傾向が一層、強くなるのではないか。

 2歳チャンピオン決定戦と長らく言われてきた朝日杯フューチュリティS。このままでは影がさらに薄くなりそうだ。

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