【有馬記念】枠順抽選泣き笑い

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 東京の品川プリンスホテルに集まった16人のジョッキーに、調教師、馬主関係者。今年も有馬記念の枠順公開抽選ではさまざまなドラマがあった。

 ジェンティルドンナがラストランを飾った14年は「枠順ドラフト」が行われた。イの一番に馬番指名の権利を得たジェンティル陣営は「4」、2番目のトゥザワールドは「6」を指名。結果、この2頭で決まったのは記憶に新しい。

 さらに振り返れば、前半の8頭で1~8番が埋まり、後半4つは14、13、15、16番の順。いかに関係者が「内の偶数が有利、外はイヤ」と考えているかが分かる。さて、今年は――。

①キタサンブラックまたまた白帽子

 最も笑ったのは、またしても「1枠1番」を引いたキタサンブラックで異論のないところ。

 ヤンキースの田中将大投手があらかじめボールを散りばめ、入ったアルファベットを指名し、その中に番号が入った紙が入っているという抽選方式。武豊は13番目の登場で、この時の残りは1、2、9、16番だった。

「1枠はあいているなあ」と言った後、「ブラックの“B”」には、ナント「1」が。最後に落ちたボールで「残り物には福がある」とも。

 過去4戦はともにV。不敗伝説と言ってもいい1番ゲットに会場はドッと沸いた。ただ、さすがに「まだ枠順が決まっただけだから」と苦笑い。

 他の有力馬で好枠を引いたのはサウンズオブアース。3番目に指名されたM・デムーロが「6」を引くと思わず笑顔。

 対照的に苦笑いを浮かべたのは福永。シュヴァルグランのオーナーは佐々木主浩氏で、三振をイメージする「K」を引いたが、「14」は希望と違っていたのか。

 ドラマの最後は関東馬ゴールドアクター、マリアライトの両グランプリ馬。一緒に壇上に上がり、「2」か「16」という非常に極端な枠になるという場面だ。

 結局、白帽子はゴールドアクター。吉田隼は淡々とした様子で、一方、ピンク帽子のマリアライトの蛯名は渋い表情。それもそのはず、有馬記念は3年連続で大外16番。マリアは昨年もこの枠で④着だったから、もっと有利な枠を引きたかったはず。

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