【有馬記念】負けて強しキタサンブラック

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年度代表馬も最有力に

 負けはしたが、強かった――。

 これがキタサンブラックの走りを見届けたファンの本音かもしれない。

 枠順抽選会で引き当てたのはまたまた1番。絶好枠には違いないが、それはライバル陣営も分かっていること。だからこそ、受けるプレッシャーもきつくなる。

 楽に競馬ができたジャパンCとは違って、まずはスタートからマルターズアポジーの捨て身の逃げがあった。さらに前半は隣の2番枠だったゴールドアクターにマークされ、向正面からは別記の通りに最大のライバル、サトノダイヤモンドにも早めに来られる形だ。

 実際、ラップを見ても早々とラスト5Fから順に11秒8―11秒7と一気にペースアップ。そんな中、マルターズをかわして4角先頭で②着だ。そう、マークを一身に受けながら、きついラップでの首差だから、まさに負けて強しということ。あらためてハイレベルなポテンシャルを示した。

「全部勝つのは難しいね」と語ったのはレース後の武豊だが、それでも今年の成績は胸を張っていいだろう。

 天皇賞(春)、ジャパンCと古馬王道GⅠ2勝で、宝塚記念③着、そして有馬記念②着と両グランプリでも盛り上げた。しかも、北島三郎オーナーということで、コアなファンだけでなく、ライトな層にも競馬を大きくアピールした存在でもあった。

 これで楽しみになったのが年度代表馬争いだ。印象度ではサトノやモーリスを大きくリードしている。最後の大一番は勝てなかったが、名誉あるタイトルにグッと近づいたかもしれない。

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