【アメリカJCC】休み明けタンタアレグリアおよそ2年ぶりの美酒

公開日:

同期キタサンブラックに肉薄する!?

 中山でのGⅡアメリカJCCは、7番人気の伏兵タンタアレグリアが内から見事な差し切り勝ちを演じた。

 明け5歳にして重賞初Vもさることながら、勝利の美酒を浴びること自体も3歳の3月以来のこと。管理する国枝師も重賞Vは15年10月の富士S=ダノンプラチナから遠ざかっていた。「オレもそろそろ勝たないとな」と師は常々言っていただけに、うれしさもひとしおだろう。

 今回は放牧先での捻挫などがあり、9カ月ぶりの実戦。12月14日とこのレースの1カ月以上前に帰厩した。じっくりと調整し、馬体の成長だけでなく、精神的にも前向きさを取り戻し、良化の一途をたどっていた。

 もちろん、大ベテラン蛯名の手綱さばきも光った。「狙っていた」というラチ沿いからのロスのない、長距離戦のお手本といえる騎乗。今回は馬、厩舎、騎手と三位一体で勝ち取った勝利といえる。

 最近は勢いを増す1つ下の4歳世代に押され気味ではあるが、現5歳だって2冠馬ドゥラメンテ、昨年GⅠ2勝のキタサンブラックがいる強い世代だ。

 菊花賞(6人)では0秒3差④着、昨年の天皇賞・春(10人)でも同じく0秒3差④着。ともに人気以上に好走して、キタサンブラックを追い詰めている。

 ここにきての本格化ムード、さらにはステイヤーらしく使って使って良化するタイプだけに、ここから3カ月半後には――。年度代表馬キタサンとの再戦で、どこまで肉薄できるか注目していきたい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の競馬記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    また仰天答弁…桜田五輪相は地元も見放した“柏の出川哲朗”

  2. 2

    誤球の松山に「お粗末の極み」と厳し声 手抜きの指摘も

  3. 3

    特番「細かすぎて伝わらない」木梨憲武&関根勤不在のワケ

  4. 4

    片山大臣が一転弱気 カレンダー疑惑“証人続々”に戦々恐々

  5. 5

    北方領土2島先行返還を阻む日米安保「基地権密約」の壁

  6. 6

    玉城知事の訴え効果あり 辺野古阻止は軟弱地盤が足がかり

  7. 7

    M&Aはコミットせず…赤字転落「RIZAP」子会社切り売り必至

  8. 8

    移民利権で私服を肥やす 天下り法人「JITCO」の“商売方法”

  9. 9

    原巨人ため息…“陰のMVP”天敵フランスアは広島であと5年

  10. 10

    オークラを提訴 久兵衛に危惧されるホテル業界の総スカン

もっと見る