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【GⅢきさらぎ賞】単勝1・4倍で②着 馬場に殺されたサトノアーサー

2回京都はディープ受難の馬場

 京都のきさらぎ賞でも断然人気のサトノアーサーが負けてしまった。

 道中は極端に力むこともなく、好位を追走。これならと思われたが、直線は早め先頭に立ったアメリカズカップに一度も並ぶシーンはなく、ダンビュライトをようやくゴール寸前に競り落としての②着がやっとだった。

 ただし、ディープ産駒ということを思えば、この結果も及第点か。

 年明け京都開催は雨あり、雪ありで代替競馬もあったほど。1回京都で相当に傷みが進行し、2回京都はBコースになったとはいえ、年明けからの影響が残ってボコボコ馬場だ。切れ味を身上とするディープ産駒には厳しいコンディションで、1週目の同産駒は〈0214〉。1~2番人気が5頭もいながら1つも勝てなかったのだ。

 そしてきのう(5日)は朝から雨が降って5R前には重馬場発表に。見た目にも悪化している芝で、さらに雨馬場ともなればさらにきつい。

 実際、5、6Rの芝で1番人気に推されたディープ産駒は④③着に負けていた。

 そんな“ディープ受難”の馬場だったことを考えれば、サトノアーサーの②着は悲観するものではないだろう。

「これがいい経験になれば」(川田騎手)

「(こんな馬場は)得意でないとは思っていたので。馬は頑張ってくれています」

 レース後の川田はそう話した。大目標のクラシックに向けて、こんな極悪馬場も経験したことが生きてくる可能性だってある。

 しかも、最後の最後に頭差だけかわしたことによって賞金を上積み。本賞金は1650万円になり、実質的に皐月賞への出走ラインをクリアし、トライアルは“本番を見据えて”仕上げることができるようになった。馬場に殺されはしたが、終わってみればアーサーにとっては大きい、大きい頭差だったかも。

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