日刊ゲンダイDIGITAL

  • facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

【京都記念】ムーアの参戦にミルコが燃えたサトノクラウン連覇

 京都で行われたGⅡ京都記念はM・デムーロ鞍上のサトノクラウンが昨年に続いての連覇をやってのけた。

 先週から短期免許で来日したムーアはマカヒキをはじめ、当然のように騎乗馬が揃って、ファンからの人気も集めた。これに触発されたのではないかもしれないが、日曜はムーア相手にまさにノリノリ!

 日曜の京都でこの2人が同時に騎乗したのは6鞍あった。ムーアの人気は211114人気。それが結果はどうだ。デムーロが4レースで先着を果たした。

 特に特別戦のおいしいところでは9Rこぶし賞はムーアのズアーをゴール前で競り落として③着に持ってくれば、10RアルデバランSはモルトベーネで勝利。そしてこの京都記念ではサトノクラウンで連覇と、特別戦はオール1番人気のムーアに全て先着してみせた。

 同じ外国人ジョッキーでも出稼ぎではなく、デムーロはJRAの所属。“日本は俺の庭!”ではないだろうが、JRAジョッキーとして燃えるものがあったのは間違いないだろう。

 その手腕があったうえにサトノクラウン自身も相当に力をつけている。

「緩かったトモが良くなって、イレ込みがあった昨年と違い、落ち着いていた」

 レース後のデムーロが“成長”を口にしたように、直線はマカヒキが並び掛けようとしてから、もうひと伸び。そこからゴールまで差は全く詰まらなかった。

 しかも、昨年より2キロ重い58キロでこのパフォーマンスだから、やっぱり暮れの香港ヴァーズ完勝はフロックでもなんでもないということだ。

 愛馬の走りを見届けた里見治オーナーは「陣営との相談になりますがドバイは行かない方向で。国内のGⅠを取りたいので大阪杯がターゲットになってくると思います」と。次の舞台がどこであれ、楽しみが増した勝利には違いない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の競馬記事