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【共同通信杯】スワーヴリチャードに大物の相あり

2馬身半差の快勝

 共同通信杯を勝ったのはスワーヴリチャード。首差②着に負けた東スポ杯2歳Sの雪辱を見事に果たした。

 レース内容もインパクト大。スタートして2~3Fはややペースが上がったものの、前半5F通過は60秒6。その影響で先団馬群がギュッと凝縮していた。そんな状況にも戸惑わず、内のポケットでじっくり脚をためて直線へ。前があくと満を持して追い出しを開始。鞍上の叱咤に応え、豪快に突き抜けた。勝ち時計1分47秒5は例年並みだが、注目すべきはその着差だ。

 ②着エトルディーニュにつけた差は2馬身半。これはここ10年間で最も大きい。12年ゴールドシップは1馬身4分の3、14年イスラボニータ、16年ディーマジェスティは1馬身4分の1。その比較から、いかに凄い数字であるかが分かろう。

 近年の共同通信杯はクラシックに直結する。特にここ5年は顕著。12年①着ゴールドシップが皐月賞、菊花賞、②着ディープブリランテはダービーを制したのをはじめ、14年①着イスラボニータが皐月賞、15年②着ドゥラメンテは皐月賞、ダービーの2冠を制覇、16年①着ディーマジェスティが皐月賞を勝っている。

 今年の3歳牡馬路線は牝馬と違って混戦模様。朝日杯FS馬サトノアレス、ホープフルS馬レイデオロ、重賞2勝を挙げているブレスジャーニーあたりが中心となりそうだが、今回のパフォーマンスはそれらに肩を並べるどころか、それ以上と言ってもいいくらい。春に向けて楽しみな1頭が現れた。

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