【天皇賞】消耗戦でガス欠サトノダイヤモンド③着

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シュヴァルグランも差せず

「相手が2つも3つも、4つも5つも上でした」

 こう語ったのはレース後の池江師。戦前は“2強”と言われ、単勝2・5倍の2番人気に支持されたサトノダイヤモンドは③着まで。師は“完敗”を認めた。

 枠順はキタサンが前に行く馬に有利な3番だったのに対し、こちらは15番。ただ、これに関しても「枠というより、とにかく相手が強かった」。関係者にとって、この③着敗退は想像以上にショックが大きいのかもしれない。

 阪神大賞典では三千メートル3分2秒6で勝利。これはレコードに0秒1差の優秀なものだったが、今回はその上をいく厳しいレース。ゴール前200メートル、つまり3000メートル通過は3分0秒3である。これはトーホウジャッカルが14年の菊花賞で記録した3分1秒0を上回るものなのだ。

 父がディープインパクトのサトノは長距離もこなすが、本質的には二千四百メートルまでがベストなのか。キタサンはおろか、前を行くシュヴァルグランもかわせなかったのだから、完全にガス欠である。

 しかし、厳しいレースは馬を必ず強くする。決して評価が落ちる③着ではないし、まだキタサンとは1勝1敗だ。

 この後については「様子を見て」と池江師。宝塚記念は未定だが、フランスの凱旋門賞で2頭の再戦も十分にあり得る。

“最強馬決定戦”といわれた今回の天皇賞。結果は1馬身半ほどキタサンが先着したが、まだ完全な決着はついていない。次の対戦をファンも楽しみにしているはずだ。

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