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【オークス】良馬場の東京で巻き返したソウルスターリング

秋は古馬の王道ローテか!?

 再び連勝街道に向けて発進――。牝馬クラシック第2弾のオークスは、2歳女王ソウルスターリングが見事に復権を果たした。

 4連勝で迎えた前走の桜花賞は単勝1・4倍ながら道悪が影響して、まさかの③着。藤沢和師も「とてもがっかりした」が、良馬場の今回は“天才少女らしさ”全開の満点回答で1番人気に応える快勝劇だった。

 レースは前半5F61秒7と近10年では最も遅いペース。それを3番手のインという絶好のポジションをキープし、残り4F地点ではジワッと先頭に横並びに進出。そこから強気の競馬でゴールまで11秒6―11秒3―11秒2―11秒6でまとめてフィニッシュだ。

 残り1Fで手前を右→左へ替えて遊ぶような場面があったが、100メートル地点で再度、右に替えてもうひと伸び。食い下がる②着モズカッチャンを突き放した。左回りでの強さをあらためて見せつけるのと同時に、戦前の“距離不安説”を一蹴する完璧な内容だ。

 さらに箔を付けたのがスローペースでも勝ち時計2分24秒1がレース歴代2位だった点。性能の高さは歴史的にも証明されたということだろう。

 さて、注目は今後だ。秋には牝馬3冠目の秋華賞が控えているが、舞台の京都二千はファンファーレや大歓声でテンションが上がりやすいスタンド前発走となる。藤沢和厩舎は5戦して⑥⑱⑮④⑦着と、過去には人気を裏切った苦い経験も。

 それでなくとも、ソウルも桜花賞直前の時点で陣営から「もう関西圏に行くのは今回が最後になるかもしれません」との話があったほど。やはり左回りの天皇賞・秋が最有力か。

 これまで藤沢和厩舎は秋の天皇賞に3歳馬9頭を送り込み、96年バブルガムフェロー、02年シンボリクリスエスでの2勝など、〈2205〉の良績。さらに、牝馬でも99年スティンガー④着(8人)、04年ダンスインザムードが②着(13人)と人気以上に走っている。先輩2頭より“天才っぷり”を感じるソウルなら史上初の戴冠まで期待できよう。

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