【エプソムC】東西から厳選 ここで初のタイトルを

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西 パドルウィール 上昇気配

 昨年暮れの金鯱賞でヤマカツエースの首差②着に粘り込んだパドルウィール。初タイトル獲得を目指した今年は小倉大賞典⑮着、施行時期が移行された金鯱賞で⑯着と大たたき。しかし、少し間をあけて立て直した前走の都大路Sでは④着と変わり身を見せた。

 中尾師が話す。

「冬場が悪いとは思わなかったけど、暖かい時季の方がいいのかな。いい頃の雰囲気に近づいてきましたね。前走でジョッキーは“ノメっていた”って。良馬場ならもう少しやれたと思います」

 中間も元気いっぱい。

 すぐに乗り出されて、先週まで3本の時計をマーク。きのうはCウッド82秒2―38秒3、1F11秒6で駆け抜けた。

「追われての反応が良かったですね。時計のかかる時間帯でこの数字。ホント、具合はいい」

 当日の馬場が鍵になるが、“重”では③②着がある。“不良”の前走ほどでなければ、心配あるまい。昨夏には中京二千で1分58秒4のレコード勝ちがあり、高速馬場ならドンと来い。

 都大路Sは10年に千六から千八に延長された。

 この年には都大路Sで⑨着だったキャプテンベガが9番人気で鼻、鼻差③着と好走。14年には②着から臨んだディサイファ、15年には逃げ切りを収めたエイシンヒカリがともに2番人気で重賞ウイナーの仲間入り。

 ほかにも11年に⑨着ミッキーパンプキンが14番人気で⑤着、13年には①着リルダヴァルが6番人気で④着とあと一歩で圏内だった。

 今年もここから臨むパドルは魅力たっぷり。狙ってみる手は十分にある。

東 アストラエンブレム 小島茂師直撃

 関東馬アストラエンブレムは母が秋華賞馬、兄ブライトエンブレムも札幌2歳S馬という良血。過去の重賞成績は③④④④着と“あと一歩”だけに、陣営は「今度こそ」と気合を入れている。小島茂師を直撃した。

――前走後は。
小島茂調教師「中2週は初めてですが、疲れている感じもなかったのですぐに乗り出せました。去年の秋ぐらいから坂路を2本やりたいな、って考えていたんですよ。でも、なかなかできなくて。まだ、それだけの状態じゃなかったんです。でも、今回は中間に3度、2本やれました。それだけしっかりしたってことですね」

――追い切りの感触は。
「2本やっても良かったんですが、先週、ある程度やって(坂路4F50秒8)息はできていたので1本目で時計を出しました。タイムは気にせず、他馬と併せたままゴールして、緊張感を持たせよう、との意図で。最後まで楽な手応えで、抜け出した時はちょっと耳を絞りましたが、ブレーキをかけるようなところはなし。いい追い切りができたと思いますよ」

――脚の使いどころが難しい気もします。
「器用な馬なので、どの位置からでも競馬はできるんですけどね。あまり待っていると嫌気を差すようなところがあるんです。長く脚を使える血統なので、その気になった時に行かせた方がいい。前めにつけるなら信じて早めに抜け出すような形とかね」

――重賞では3度の④着(16年シンザン記念、ニュージーランドT、17年京都金杯)。
「これまでの重賞は正直、あまりいい状態ではなかったんですよ。でも、今回は在厩調整で落ち着いている。その分、ケイコで詰め込んでいけました。まだ完成は先ですが、しっかりやれた今の状態なら。ここは勝ちたいレースですね」

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