【米GⅠベルモントS】エピカリスの取り消しでクローズアップされたラニの凄さ

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海外通新谷 タップリット◎で馬単2100円的中 昨年の7戦6勝に続き、今年も海外GⅠ5戦3勝

 土曜の夜11時前、米3冠最終戦のGⅠベルモントSに出走予定だったエピカリスが、右前肢跛行のために出走取り消し。追い切った後に前脚に炎症が見られ、関係者は出走に向けて努力したものの、主催者獣医師の馬体検査により、ストップがかかった格好だ。

 その割には馬券は売れた。エピカリスの取り消しによる返還分(約8000万円)を含まなくても、5億1851万600円。昨年の香港ヴァーズでは5億を切っていたのだから、この数字は大健闘といえよう。

 ベルモントSでの日本馬の直前リタイアはこれが初めてではない。

 08年に新馬勝ちの後、渡米したカジノドライヴがそう。こちらは前哨戦にあたるGⅡピーターパンSに勝利。だが、本番の前日に挫石し、当日朝に出走を取り消した。つまり、海外でレースに出走するということは「勝った負けた」以前に、まずは出るまでが大変ということなのだろう。

 それを思えば、凄いのは昨年のラニ。

 日本馬として初のUAEダービー勝ちを果たした後、帰国せずに直接、アメリカへ。ケンタッキーダービー、プリークネスS、ベルモントSと3冠全てに出走し、⑨⑤③着と使うごとに着順を上げていったからだ。

 帰国後は昨秋のブラジルC③着が最良でなかなか成績が上がってこないものの、「日本の3歳馬がドバイ、そしてアメリカへ」という道をつくったことは立派。また、来年、再来年もこれに続く馬が現れてほしいものだ。

 そのベルモントSは新谷記者が強力プッシュのタップリットが勝利。惜しくも3連単的中は逃したものの、馬単2100円をゲットしている。

 これでドバイWC、クイーンエリザベスⅡ世Cに続き、3鞍連続的中。今年は発売5鞍で3鞍を仕留め、昨年は7戦6勝の快進撃である。

 海外GⅠは今後も新谷の予想にぜひとも注目していただきたい。

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