星野厩舎 重賞Vの好機到来

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キングハート(函館スプリントS)星野調教助手が怪気炎

 函館スプリントSにキングハートを送り込む美浦・星野厩舎。12年の日経賞=ネコパンチ以来、久々に重賞制覇のチャンスが訪れた。

「ウチで最初から育ててオープン馬になり、重賞を意識できるまでに成長したのはヤマニンアラバスタ(05年府中牝馬S、新潟記念勝ち)くらい。ネコパンチやグランデスバルは転厩馬だしね。もちろん、任せていただいたのは本当にありがたいけど、やっぱり思い入れが強い。おかげで、今は厩舎の雰囲気も良くなってるよ」

 星野助手が感慨深げにこう話す。

 4歳馬でクラス再編成による降級が迫っていたが、前走の鞍馬Sでは好位から鮮やかに抜け出してV。賞金を加算してオープンクラスに踏みとどまった。

「2走前の春雷Sはスムーズさを欠いてたんで、まともならやれることが証明できた。勝てる時に勝っておかないと、いつリズムを崩してダメになるか分からないから」

 その後は函館開幕を照準に合わせてきた。

「美浦でやれるだけのことはやったんで、あとの調整は中谷に全て任せるだけ。正直、相手はセイウンコウセイだけだと思ってるよ。準オープン時代に渡月橋Sで戦ってるけど、向こうは楽逃げでこっちは途中から前を捕まえに動いた。少し力差は詰まってるはずだし、負けるならあの馬だけという気持ちだよ」と気合十分である。

〈4302〉という驚異的な成績を残す主戦に手が戻り、ムードは一層高まっている。

 東京では日曜に新馬2頭がスタンバイ。5R(芝千六)と6R(芝千四)で使い分ける。中でもトニーファイブは「仕上がり早のタイプ。動きもいいんで、落ち着いて臨めれば」と色気ありだ。

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