【札幌記念】蛯名12年ぶり北海道滞在で重賞ゲット

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サクラアンプルール東京なら一発がある!?

 地元・札幌で大ベテランが意地を見せた――。夏の大一番、GⅡ札幌記念は蛯名騎乗の6番人気サクラアンプルールが重賞初制覇を決めた。

 スタートを決めたものの、中団やや後ろのポジションで様子をうかがっていた。すると、向正面あたりでペースがグッと落ちて中だるみに。この流れを鞍上は見逃さなかった。内のポケットから徐々に進出し、4コーナーで外に持ち出して勝負に出る。直線は内で伸びあぐねていた人気のエアスピネル、ヤマカツエースとの脚色の違いは一目瞭然。あっという間にかわして、最後はナリタハリケーンの追撃を首差しのいでゴールへ。

「せっかくいい枠をもらったし、ジワーッと行ければいいなと。気持ち早めに出て遊びながらだったけど、何とかしのいでほしいと思って最後まで一生懸命追いました」

 ひと仕事を終えて、さわかな笑顔でこう振り返った。

 昨年まで夏のローカルは福島→新潟を転戦してきた。ところが、今年は12年ぶりの北海道滞在。存在感を十二分にアピールした。

 さて、鞍上の叱咤激励に応えたサクラアンプルールも着実に力をつけている。遅咲きという点は兄サクラメガワンダーとそっくりだ。

 兄は2歳時にラジオたんぱ杯2歳S、3、5歳時に鳴尾記念を勝っている。しかし、本格化したのは6歳になってから。金鯱賞でGⅡの壁を打ち破り、続く宝塚記念でも②着。弟も6歳でタイトルを手に入れた。

 だが、内弁慶ぶりもしっかり受け継いでいる。この血統は輸送に弱く、実際にアンプルールも大阪杯でブービー負け(⑬着)を喫している。今回は滞在していた効果も大きかったといえよう。

秋・天皇賞を視野に入れ調整

 今後は秋の天皇賞を視野に入れて調整される見込み。輸送時間が短い東京なら、チャンスがあるかもしれない。

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