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【京成杯AH】グランシルク圧勝で惜敗続きにピリオド

サマーマイルも同点で優勝

 終わってみれば、これが初重賞Vとは思えない圧勝だった。

 中山開幕週メーンの京成杯オータムHを勝ったのはグランシルク。道中は中団追走から、直線半ばで逃げたマルターズアポジーをとらえると、あとは後続を離す一方。ゴール前では鞍上の田辺が振り返る余裕すらあったほどだ。

 残した記録も優秀。時計の出やすい馬場とはいえ、勝ち時計の1分31秒6は前10年では日本レコードだった12年に次ぐ速さである。まさに文句のつけようのない内容での重賞初制覇だった。

 思えば3歳時にはNHKマイルCで1番人気に推されたほどの素質馬。それが、前走まで重賞では〈0225〉。特に今年はオープン、重賞で5戦して②③③②②着と、もどかしい競馬が続いていた。それが、この鮮やかな差し切りだ。勝ち味を覚えただけに、さらなる飛躍を期待させる。

 しかも今回の勝利でサマーマイルシリーズのチャンピオン(ウインガニオンと同点優勝)にもなった。

 スプリント路線同様にマイルも絶対的な主役は不在の状況。弾みをつけて、今度はGⅠのタイトル取りに向かう。

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