【神戸新聞杯】先行策で秋初戦好発進レイデオロは古馬相手にどこまでやれるか

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次走はJC これまでは⑬⑭③⑤着

 阪神で行われた菊花賞トライアルのGⅡ神戸新聞杯は、ダービー馬レイデオロが秋初戦を圧勝で決めた。

「楽に勝てました」

 レース後にルメールが涼しい顔で話したようにケチのつけようのない内容だった。

 絶好のスタートを切って、道中は3番手から。「馬が大人になってリラックスしていた。頭が良くなった(笑い)」とはルメール。前半5F通過61秒4の緩い流れでもリズム良く流れに乗れていた。

 だからこそ、しっかりと脚がたまり、直線は先に抜け出したダンビュライトを残り1Fでとらえると、あとは余裕を持ってのフィニッシュ。上がり馬キセキがラスト3F33秒9の脚で迫ってきても全く危ない場面はなし。まさに“テンよし、中よし、しまいよし”のダービー馬らしい強い勝ちっぷりだった。

 そのレイデオロのターゲットは3冠最終戦の菊花賞ではなく、ジャパンC。振り返れば管理する名門・藤沢和厩舎は過去に3歳馬でJCにチャレンジした例が4回ある。

 96年バブルガムフェロー、99年スティンガー、02年シンボリクリスエス、10年ペルーサだが、結果は順に⑬⑭③⑤着に終わっている。しかも4頭は全て前走で天皇賞を使って、古馬の力を肌で感じていた。

 バブル、シンボリは天皇賞①着、ペルーサは②着からJCへ。それでも勝つことができなかった“歴史”がある。

 レイデオロはここまで同世代との戦いしかしていない。だが、名伯楽・藤沢和師にとって、31年目にして初のダービー馬である。その孝行息子が師の“ジンクス”を打ち破ることになるのか。注目したい。

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