【阪神ジュベナイルF】ラッキーライラックで石橋よ 男になれ!

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3戦3勝でGⅠ馬に

 ようやく、この秋、2人目だ。日本人ジョッキーによるGⅠ制覇である。

 2歳女王決定戦、阪神ジュベナイルフィリーズを制したのは石橋騎乗のラッキーライラック。これで新馬→アルテミスS→GⅠと3戦3勝で、来年の桜花賞戦線の主役に躍り出た。

 とにかく、この秋のGⅠは外国人ジョッキーばかりが勝っていた。スプリンターズS、菊花賞、エ女王杯、マイルCSがM・デムーロで、秋華賞はルメール。ジャパンCはボウマン、チャンピオンズCはムーアと、ここ2週は短期免許で稼ぎに来ているジョッキーに持っていかれた。

 日本人ジョッキーの勝利は武豊=キタサンブラックの黄金コンビによる秋の天皇賞だけ。これがようやく2勝目というわけだ。

ずっとつきまとう乗り替わりの恐怖とオルフェの血

 石橋は新馬戦からラッキーライラックの手綱を取り、これで3連勝。この勝利が今年の63勝目で、これはキャリアハイ。本人も「来年は勝負の年。守りに入らず、積極的にやっていきたい」とコメントしている。

 今は武豊であっても外国人ジョッキーにスイッチされる時代。だが、ファンは馬とジョッキーのコンビを応援するケースが多い。だから、キタサンは愛されるのだろう。近年ではオルフェーヴルも国内では池添が全レースで手綱を取っている。そういう不動のコンビが減ってきた今、ラッキーライラックは石橋とのコンビ継続で、牝馬クラシック路線を牽引してほしいものだ。

 ただ、この馬にも気になるところがある。それは父が前記オルフェーヴルという点だ。

 オルフェといえばとにかく歴史に残る癖馬。その血を受け継ぐ産駒は、とにかく1番人気だと走らない。ロックディスタウンが札幌2歳Sを勝ったのを最後に、そのロックが阪神JFで⑨着に負けるまで実に15連敗。②着が2回、③着は1回だけである。

“主役”になると平気で裏切る血――。果たして桜花賞、オークスの時はどういう評価になっているだろうか。

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