【香港国際競走】これから問われるのは香港一本の本気度

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日本馬は③着が最高

 3年連続で日本馬の勝利はならなかった――。

 シャティンで行われた香港国際競走はヴァーズで愛国ハイランドリールが完勝。日本馬はモレイラ鞍上のトーセンバジルが③着に健闘したが、キセキは伸び脚がなく、⑨着に敗退。続く、香港スプリントは①着ミスタースタニングから⑤着まで香港馬が上位独占。レッツゴードンキは⑥着、ワンスインナムーンは⑫着に。また香港マイルも勝ったビューティージェネレーションをはじめ、地元勢が上位を占めて、サトノアラジンは⑪着。

 そして、メーンの香港カップは①着タイムワープ、②着ワーザーの香港コンビで、③着にネオリアリズム。ステファノスは④着、スマートレイアーは⑤着と馬券にならずじまい。これで香港国際競走では14年以来となる“未勝利”に終わってしまった。

 結局、日本勢で好走したのはトーセンとネオ。トーセンは秋の京都大賞典を使ってここに備えたクチ。ネオは天皇賞が秋初戦で6カ月ぶり。4月のクイーンエリザベス2世C勝ちもあり、ひとたたきして相性のいいこの香港を狙っていたようなローテーションだった。

 逆に負け組はキセキが大目標の菊花賞を制した後で、「疲れがあったのかも」と角居師がコメントを出したように、万全ではなかったか。他の組もサトノは天皇賞、マイルCSを、スプリントのレッツゴードンキ、ワンスインナムーン、カップのステファノス、スマートレイアーも、この秋、目標だったであろうJRAのGⅠに出走してからの遠征だった。

 他国の有力馬誘致に成功し、香港馬自体も地力をつけて、国際競走自体がレベルアップ。日本勢にとってJRAのGⅠ、さらに香港まで狙うのは結果的に“二兎を追う者は一兎をも得ず”になるのかも。

 この先、日本馬が香港を制するには“本気度”が問われるということだろう。

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