【朝日杯フューチュリティS】朝日杯FS馬から久々に大物の予感

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3馬身半差の圧勝

 まさに文句なしの強さだった。朝日杯FSを勝ったのは1番人気のダノンプレミアム。②着ステルヴィオに3馬身半差の完勝で、GⅠ初制覇を決めた。

 古くはミホノブルボンやナリタブライアンといった大物を輩出してきた朝日杯FS。しかし、過去10年間の勝ち馬でのちにクラシックを勝ったのはロゴタイプくらい。2歳王者決定戦とはいえ、レベル的には物足りない年もあった。

 しかも、今年から中山二千メートルのホープフルSがGⅠに昇格。たとえ朝日杯FSを勝っても、「最優秀2歳牡馬に選ばれないのでは」という声も聞こえてきたほど。

 そんな雑音をまとめて封じ込める勝ちっぷりだったのが、きのうのダノンプレミアムだ。

テンよし 中よし しまいよし

 ハナに立とうかというほどの好スタートから、外の馬を行かせて道中は3、4番手の内。一瞬、行きたがるそぶりを見せたものの、すぐに折り合いもついた。

 余裕十分の手応えで4コーナーを回って、あとはあいたスペースを抜け出してくるだけ。直線に入ると独特の大きなフットワークで、後続との差を広げる一方。激しい②着争いを尻目に、ゴール前では鞍上の川田がターフビジョンを見て流す余裕まで。

 上がり3Fもメンバー最速の33秒6。これを好位からマークするのだから、まさに“テンよし、中よし、しまいよし”である。

 阪神に替わってから過去3回の勝ちタイムは1分35秒9、1分34秒4、1分35秒4。そして、今回のダノンが1分33秒3だから、時計的にも非の打ちどころがない。

 朝日杯FSの勝ち馬から久々に出てきた、クラシックを強く意識できる大物。来春の大舞台が今から楽しみだ。

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