【有馬記念】売り上げは約7億円減 イブ開催のせいかそれとも〝次〟がある影響か

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 有馬記念の売り上げは441億9957万5700円。意外にも前年より7億円ちょっとダウンし、前年比98・4%にとどまった。

 これまでキタサンブラックは馬券の売り上げを押し上げてきた。

 例えば、昨年と比較してみるとよく分かる。

 モーリスが勝った秋の天皇賞は193億円強で(キタサンブラックは不出走)、小雨の中でキタサンが逃げ切ったジャパンCは207億円。

 今年は大雨の天皇賞でも194億円弱と微増。ジャパンCは222億円弱で、スクリーンヒーローが勝った08年をわずかだが上回り、過去10年のJCで最も多く売り上げた。

 つまり、キタサンが出走して、なおかつ晴れれば売り上げへの寄与は絶大――。これは以前にも紙面で触れた通りである。

 ところが……。

 まず考えられることは“日が悪かった”ということ。“イブの有馬”はすなわち多くの参加者にとっては給料日前。これまでも24日より前の有馬記念は前年から落ちていることが大半だ。

 古くはテイエムオペラオーの00年。この日もイブだった。前年は26日。売り上げは733億→584億と大きく落ちた。

 01年も23日の開催で512億円に。22日の02年も511億円と微減である。

 これが28日になった03年は12頭立てにもかかわらず516億円に増加。

 だが、ディープインパクトのラストランはやはりイブで、499億→440億と大幅にダウンしている。

 最近では23日開催の12年が25日だった前年から378億→333億。震災の影響があった年より落ちているのだから、カレンダーの影響は否定できない。

 そして、今年は(来年も)次がある。GⅠホープフルSが行われる28日開催だ。どうしても財布のヒモが緩みづらかったのではないか。

 とはいえ、昨年はGⅡで有馬記念のひとつ前のレース。売り上げは31億円だった。もちろん、今年はGⅠ昇格とあって倍増以上が見込めよう。

 JRAにしてみれば有馬の7億円減はさほど痛くもないのかもしれないが……。

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