【根岸S】復活ノンコノユメ「本番」で買えるか

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上がり3F34秒2の剛脚

 壮絶なたたき合いの末の鼻差勝利は、うれしい2年2カ月半ぶりの美酒となった。

 28日のGⅢ根岸Sは6歳馬ノンコノユメがV。しかも、重馬場とはいえ10年前のレコードを更新するおまけつきだった。

 もちろん、前半3F33秒9のハイペースにも助けられたのもあるが、4角後方2番手から直線でグングンと加速。使った上がり3Fは34秒2と芝でも通用すると思える末脚を繰り出し、②着サンライズノヴァと2F以上にもわたる長い追い比べを制した。

 初の千四、大外枠をはねのけ、さらにはメンバー中、唯一となる斤量2㌔増の58㌔を背負ってのものだから、価値は非常に高いと言える。

 次はフェブラリーS。悲願であるJRAのGⅠ制覇はここまで②②⑥⑦⑨着とやや尻すぼみの戦歴。だが、⑥⑨着はコース形態が合わない中京だし、⑦着だった昨年のフェブラリーSは流れが向かなかったもの。決して力負けではない。

きゃしゃなイメージがなくなり体調上昇

 むしろ、昨秋の復帰から体調が非常によく、今回は自己最高体重456㌔と、今までのきゃしゃなイメージがボリューム感ある馬体になり、数字以上に大きく見せていた。セン馬となって1年以上が経過、そしてハーツクライを輩出した奥手の母系血統の開花も相まって復調。いや、充実度は過去最高に達してきたのかもしれない。

 コパノリッキーが引退し、強敵はゴールドドリーム、テイエムジンソクあたりか。だが、マイルGⅠに関してはまだ混沌としているだけに、展開が向けば、3週間後も先頭でゴールしていても驚かない。そんな勝ちっぷりだったのではないか。

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