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武田昌已
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武田昌已

月~金は麻雀、土日はウインズだった学生生活を経て、入社後は編集一筋20年超。2015年春は何と9週連続重賞的中の快記録も達成し、2016年は春東京でGⅠ4連勝も。馬場の傾向、ラップの分析に定評があり、ついた名前が「数字大王」。GⅠウイークにはデモクラTVのコメンテーター担当。

東西GⅠ前哨戦 絶好調男◎

【日曜中山11R・中山記念】ペルシアンナイト末脚炸裂

“GⅠ男”武田記者は今年の第1弾フェブラリーSを◎ノンコノユメでズバリ。馬単3530円、3連単4万1560円を仕留めた。勢いをつけて迎える東西のGⅠ前哨戦2鞍。少頭数の中山記念は本命サイドで、フルゲートの阪急杯は穴馬で勝負だ。

 ペルシアンナイトは3歳時にGⅠマイルCSを差し切り。34年の歴史を持つこのレースで3歳馬の勝利は4頭目である。

 過去の勝ち馬は88年サッカーボーイ、97年タイキシャトル、00年アグネスデジタル。いずれも歴史に残る名マイラーだ。

 アグネスからペルシアンまで16年も3歳馬が勝てなかったのは、ひとつは斤量の問題。01年から3歳が1キロ増量されて56キロに。古馬は57キロのまま(牝馬はともに2キロ減)。従来の2キロ差から1キロ差になったことが大きな要因に違いない。

 さらにいえば、この時ペルシアンは大外18番枠だった。3歳馬が古馬相手に18番枠を克服してGⅠを勝ったのはグレード制導入以降、初めて。

 この勝利は“快挙”といっていい。当然、今年は連勝街道を突き進むことが十分に考えられる。

 距離が長かったダービーこそ大敗したものの、皐月賞はレコード決着の首差②着。二千で結果を出せるのだから、1Fの延長は全く問題なし。

マイルCS勝ちは快挙

 しかも、鞍上M・デムーロの中山千八重賞の成績がとにかく凄い。

 これまで13回の騎乗で〈6124〉、③着内率・692。特に中山記念は06年ダイワメジャー②着後、11年ヴィクトワールピサ、16年ドゥラメンテ、17年ネオリアリズムと騎乗機会3連勝中だ。

 逃げ馬マルターズアポジーに、速い上がりの勝負を嫌うマイネルハニーが早めに並べば、差し場ができるのは確実。実績馬ペルシアンに展開も味方する。

 相手本線は流れが速くなれば折り合いやすいアエロリット。▲は昨年の②着馬サクラアンプルール。有馬記念で受けた致命的な不利の鬱憤を、ここで晴らしたい。

 ヴィブロスは目標が明らかに次だし、430キロ台と小柄な馬の56キロは楽ではない。ドバイターフ勝ちは最も格上でも、評価は注に落とした。

【阪神11R・阪急杯】アポロノシンザン一気逃げ

 同じ舞台で行われた暮れのGⅡ阪神Cは千四1分19秒5でイスラボニータがレコードV。この要因はアポロノシンザンのハイペース逃げにある。

 外からトウショウピストに絡まれたためにペースを緩めることがかなわず、2、3F目が10秒台で、5F56秒3、千二は1分8秒0。坂があるコースでこれはきつい。さすがに残り1Fを残したところでギブアップになってしまった。

 だが、今回はどうか。前走はスローで逃げ切り勝ちのニシノラッシュ、千二でも前にいけるダイアナヘイローが距離を考えて控えれば、アポロは前走よりもはるかに楽な逃げに持ち込める。

父の名誉を挽回

 昨年以降は休み明けの4走前を除き、千四ばかりをチョイス。陣営にとってここは間違いなく勝負がかりだろう。

 自身の逃げでサクラバクシンオーのレコードが塗り替えられてしまっただけに、ここは父の名誉挽回の場。開幕週の芝でスピードを思う存分見せつける。

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