【中山記念】大物食ったウインブライト

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次の大阪杯は現状ではベストの舞台

 満を持してGⅠ取りへ――。GⅡ中山記念は2番人気ウインブライトが好位からの差し切りで重賞3勝目を挙げた。

 勝ち時計の千八1分47秒6は昨年のネオリアリズム(次走・香港GⅠクイーンエリザベス2世C①着)と同じだし、近年のタイムと比べても上々。そして、何よりも今回はGⅠ馬3頭を退けてのものだけに評価できる。

 レースはマルターズアポジーが前半2~6F目まで11秒台のラップを刻み、後続を引き離して緩みのない展開。ウインは道中4番手から残り3Fからゴーサイン。この馬の持ち味であるコーナーでの加速、立ち回りの巧さをいかんなく発揮して、そのままゴールまで脚色が衰えずフィニッシュを決めた。

 2走前の福島記念は前が止まらない馬場を利用して、自ら早め早めに動き①着。前走の中山金杯も道中でまくってくる馬がいて、後半のペースが一気に速くなる中を、ウインは早めの動き出し。最後は差されて②着だったが、負けて強しの内容だった。

 機動力があり、立ち回りも上手で長く長くいい脚が使えるのがこの馬のセールスポイントだ。

 次はGⅠ大阪杯。大箱の阪神でも、コースは内回りの二千。苦手な瞬発力勝負にはなりにくい舞台である。古馬GⅠとして現状では最高の舞台かもしれない。

 鞍上・松岡はデビュー当初からGⅠを意識していたが、弱さを抱えていた体質的な部分も徐々に解消。ようやくその素質が開花できるところまできた。勢いに乗って、待望のGⅠ取りまで見えたレース内容だった。

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