新谷学
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全レースを詳細にデータ化することに成功。全ての馬を独自に作り出した馬券直結のレーティングで丸裸にして本命馬はもちろん穴馬までしっかりケアする人間コンピューター。

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【日曜阪神11R・フィリーズレビュー】アンコールプリュA級の瞬発力

 前走レートの上位5頭を列記するとこう。

 アルモニカ    104
 アンコールプリュ 104
 モルトアレグロ  103
 アマルフィコースト103
 ラブカンプー   101

 トップタイで並んだ2頭のうち、◎はアンコールプリュでいく。

 前走は昨年12月の中京、つわぶき賞。ここで“肝”になる記録を残している。勝ち時計は7F芝で1分22秒8。そして、注目したいのが上がり3Fの33秒5だ。

前走の上がりは価値あり

 昨暮れの中京開催でこの数字は、勝ち馬としては6F芝の古馬準オープンに次いで2番目の速さ。それだけでも凄いが、2歳戦限定の勝ち馬で精査すれば、もっと“価値あり”。

 33秒5は中京改装後では歴代2番目で、最速が牡馬で弥生賞②着のクラシック候補ワグネリアン(32秒6)。さらに「上がり3F33秒台でのV」にレンジを広げても、他に4頭おり、全て牡馬が占めている。

 古い順にクライムメジャー(33秒9)は次走のGⅢで③着。ペルシアンナイト(33秒9)はGⅠウイナーに。ステイフーリッシュ(33秒8)はGⅠホープフルS③着、カフジバンガード(33秒6)も重賞3戦で掲示板を一度も外していない。

 そんな好記録を大外16番枠発進から外回りの競馬でマークだから、ポテンシャルは相当なもの。今回は中団で立ち回りやすい9番枠になった。

 冒頭のレート最高値で並んだアルモニカは3歳2月での数値に対して、アンコールプリュは2歳時。そこからの成長を加味すれば、頭狙いが正解だ。

【日曜中京11R・金鯱賞】メートルダール大物狩り

 金鯱賞組の前走レート(JRAのみ)はこうなった。

 サトノダイヤモンド127
 メートルダール  124
 スワーヴリチャード124
 ヤマカツエース  119
 ダッシングブレイズ116

 トップはサトノダイヤモンド。しかし、これはJRAでの直近レースとなる昨春の天皇賞でのもの。アウェーを差し引いても物足りなかった欧州遠征からの復帰戦。そのハイレートに近いパフォーマンスを出せるかとなると疑問だ。そこで本命はメートルダール。

 中日新聞杯の決着時計は2分を切って1分59秒3。ラスト3Fのレースラップは11秒6―11秒2―11秒5だ。

 改装後の中京二千芝で重賞は18鞍行われ、ラスト3Fがオール11秒台は他に3鞍だけ。後半5Fが58秒6というのは2番目の速さになる。

 全体時計、上がりがともに速いということは、少しのロスが大きく響いてしまうもの。それを大外から一気差し。残り2~1F間は推定10秒9の鬼脚を使い、展開不問に差し切ったのだ。格付けはGⅢでも、中身はGⅡ勝ち以上といっていい。

成長曲線を描き出した

 冒頭の124はキャリアの最高値。これはひと皮むけて、成長曲線を描き出したイメージ。今後はさらにレート、パフォーマンスを伸ばす可能性も十分にある。大物狩りの重賞V2だ。

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