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【金鯱賞】意外に辛勝スワーヴリチャード 大阪杯に向けての課題

 勝っても宿題の残る結果となってしまった。

 GⅡ金鯱賞は単勝1・6倍の断然人気スワーヴリチャードが“何とか”勝利を収めた。というのも、ゲートが開くと鞍上M・デムーロがすぐさま、気合を付ける。それがアダとなったのか、少頭数でも大外枠で内に潜り込めず、1角を4番手で入ったあたりからやる気になった馬をなだめきれない形に。

 向正面になると前に壁がなく、我慢が利かずに離れていた逃げ馬をかわす勢いで先頭と併走。前半3~5F目のラップが13秒1―12秒9―11秒8と加速してしまった。その後、3角では落ち着きを取り戻したが、そこで力んだ分が影響し、持ち味の爆発力が鳴りを潜めてしまう。

 2走前のGⅡAR共和国杯のようにノーステッキとはいかず、②着サトノノブレスの懸命な粘り込みもあり、最後はムチが4発が入ったほど。半馬身かわしてのフィニッシュも、若さを露呈した内容は決して褒められたものではなかった。

 本来なら得意の左回りで圧勝しなければならない立場。だが、この走りでは次走のGⅠ大阪杯で不安が募る。

 もともと右回りでは内にモタれる面があり、暮れのGⅠ有馬記念④着では馬は直線で内側に逃避して「平地調教注意」。鞍上も斜行で「2日間の騎乗停止処分」を科せられているからだ。

 GⅠ馬となる資格、能力を持っているのは誰しもが認めるところ。しかし、阪神で行われる大阪杯は直線の短い内回りコース。ただでさえ、パフォーマンスの低下する右回り、条件不向きのコース、気性面と乗り越えなければならない壁がいくつもある。

 ひょっとすると、悲願のビッグタイトルは秋の東京までお預けになるかもしれない。

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