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亀井辰之介
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亀井辰之介

メーンレースまでの稼ぎ場をあらゆる角度から徹底的にリサーチ。ピックアップした推奨レースに鋭い視点で切り込んでタマを何倍にも増やしていく西のスナイパー。

【日曜中山11R・スプリングS】ハッピーグリン突き抜ける

魅力たっぷりのローエングリン産駒

 2004年弥生賞のコスモバルク以降、地方馬から皐月賞トライアルを制した馬は出ていない。だが、今年のハッピーグリンはチャンスあり。

 父はローエングリン。現3歳は代表産駒ロゴタイプが13年皐月賞を勝った翌年に種付けされ、繁殖牝馬の質がアップしている世代だ。先週まで8勝と豊作世代になる可能性も秘めている。

 社台ファームの生産馬で、母の父はアグネスタキオン。3代母には米GⅠ2勝のメイプルジンスキーと地方馬でも筋の通った血統だ。

 実際、前走のセントポーリア賞は驚きの強さだった。中団追走から、直線半ばでも持ったまま。追い出されると一気にはじけて、上がり3Fはメンバー最速の33秒3。②着に0秒2差をつけた。

 父はスピード持続タイプ。自身も2歳時の札幌のレースぶりからはそこまで切れる印象はなかった。ところが、前走は違った走り。母の父が同じアグネスタキオンのカラクレナイは末脚を武器に昨年のフィリーズレビューを制覇した。そう、この配合は父のスピードを切れ味に転化させる可能性がある。

 前走時から1日2本の坂路調教を3本に増やす日もあり、明らかに攻め馬も強化してきた。その効果で後肢がパワーアップ。本来の“切れる”脚に磨きがかかったとみるべきだ。

 前走に続き再度、北海道からの長距離輸送だが、父は仏GⅠムーラン・ド・ロンシャン賞②着に香港マイル③着。祖父シングスピールも5カ国で出走し、ジャパンCなどGⅠ4勝。遠征を苦にしない背景もある。

 産駒の先輩ロゴタイプはスプリングS勝ちから本番もV。それに続く。

 

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