木津信之
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木津信之

携帯電話にはズラリとジョッキーの電話番号が。岩田のような関西のベテランから、中堅どころはもちろん、石川のような若手まで、いつでも直撃。ついつい、本音がもれてくることも数知れない。加藤征、斎藤厩舎などにもグッと食い込んでいる。暮れの有馬記念では吉田隼にじっくりと取材。◎ゴールドアクターで3連単12万5870円をモノにした。

デビュー3年目の若手有望株 菊沢復帰Vだ

公開日:

 菊沢は父に菊沢調教師、伯父に横山典を持つ競馬ファミリー。デビューした一昨年は7勝だったが、昨年は20勝にジャンプアップした。

 それだけに今年はさらなる飛躍を期待されていたが、好事魔多し。

 1月27日の中京1R3歳未勝利戦で騎乗したスズカアーチストが最後の直線で急に外側に逃避した時に落馬、後続馬と接触して負傷してしまった。診断は左前腕尺骨骨折。長期の戦線離脱も心配された。

 しかし、今週からターフに戻ってくる。

 久々にスタンドで会った菊沢は背が伸びた印象が。大きく見せたのは早期復帰を果たす原動力になった懸命のリハビリにあったようだ。

 ◇  ◇  ◇ 

――落馬した時はびっくりしました。
菊沢騎手「自分もです。“アッ”と思ったら地面に落ちていて、すぐ直後の馬の前脚と自分の腕が当たって骨折。その後もまた馬が来て“ヤバイ”と思ったんですが、飛んで避けてくれたんですよ。あとで聞いたら、森裕太朗が乗っていた馬(カシノクリス)。同期愛を感じましたね(笑い)」

――その後の治療は。
「骨折箇所にプレートを埋める手術をしました。1週間後には退院して、2週間後にはリハビリを開始。つくばの病院に通っていたんですが、過去にケガをした騎手を何人も診てくださった所だったので、復帰へ向けてすごくバックアップしてくれたんです」

「筋肉もつけて肉体改造してきました」

――背が伸びた感じも。
「みんなに言われるんですよ。いろんなサプリメントを摂取しながらトレーニングしていたので、その効果かも。筋肉もつけて肉体改造してきました。久々に馬にまたがったら、次の日は体中がバキバキになりましたが(苦笑い)」

――ニュー一樹(菊沢騎手)の誕生ですね。今週も楽しみな馬がいます。2Rにはアポロエレノア。
「前走は直線入り口でめちゃドン詰まりになって下手に乗ったんですが、⑥着と頑張ってくれました。今回、放牧明けでも乗り込み十分で、力を出せる仕上がりになっていますよ。今週の追い切りも軽快な動き。骨折で休んでいる間にすごく良くなって力をつけた感じ。自分も同じ骨折明け。アポロに負けずにパワーアップした姿を見せたいので頑張ります(笑い)」

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