【スプリングS】ステルヴィオは二千もOK

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加速ラップを差し切り 

 課題はクリア。箔を付けて、いざ3度目の挑戦へ――。

 GⅡスプリングSは1番人気ステルヴィオが重賞初制覇を決めた。

 前2戦はGⅢサウジアラビアRC②着、GⅠ朝日杯FS②着。ともにダノンプレミアムの後塵を拝していた。が、宿敵不在のここは負けられない一戦でもあった。

 レースは大逃げする馬がいる中、道中8番手から3角で徐々に進出すると、直線では先に抜け出した②着エポカドーロを目標に1完歩ごとに差を詰め、しぶとく粘る相手を鼻差抑えて勝利を飾った。

 上がり3Fは12秒4―12秒2―11秒8と加速ラップの中の差し切りVは数字、着差以上に強いのひと言。課題だった4角までのアプローチ、距離延長ともに何なくクリア。待望のタイトルを引っ提げて、再戦に弾みをつけた。

全トライアルの結果から本番を占う

 先週で皐月賞の3つのトライアルが終了。今週のGⅢ毎日杯は残っているが、出走馬はほぼ確定した。

 無敗馬対決だった弥生賞も制し、4戦全勝ダノンプレミアム。2回完璧に負かしたステルヴィオがスプリングSを制したことで、“1強ムード”が漂う。だが、果たしてその通りになるかどうか。

 先週土曜の若葉Sでは二千メートル2分ジャストの好タイムで逃げ切ったアイトーン。ここまでハナを奪えば3戦3勝で、しかも、ハイラップを刻んでも少々のことでは潰れないスタミナもある。

 さらにはスプリングSの②着馬エポカドーロもしぶとさがあったし、同型ケイティクレバーもいる。強力な先行力が売りのダノンにとって、手ごわい包囲網が敷かれている。

 いずれにしても、展開次第ではステルヴィオにもチャンスの芽が出てきたのは間違いない。ハイレベル世代の第1冠、4月15日が今から待ち遠しいのは確かだ。

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