【阪神大賞典】レインボーライン盾戦線に急浮上

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GⅠでもまれて地力アップ

 阪神で行われた天皇賞・春の前哨戦、阪神大賞典を勝ったのはレインボーラインだった。

 ここでは戦ってきた相手が違ったか。レインボーは昨シーズン、古馬王道GⅠに参戦。春は天皇賞、宝塚記念に。そして秋も天皇賞、ジャパンC、有馬記念と昨年の6戦中、5戦がGⅠだった。

 それが伝統のGⅡとはいえ、GⅠ馬不在の一戦では格が違ったような勝ちっぷり。向正面から進出を開始して4角では外から楽に先行勢を射程圏に。最後は危なげなく1馬身4分の1差だから、この馬の強さだけが目立った。

 思えばこれが3歳時のアーリントンC以来、約2年ぶりの勝利。キタサンブラックらトップホース揃いの中で、これまでもまれたことが地力アップにつながったということだろう。

目の上のタンコブがいなくなった

 それなら楽しみになるのが天皇賞・春。レインボーはこれまでGⅠに手が届きかけたこともあるからだ。

 16年菊花賞②着、そして昨年の天皇賞・秋③着だが、その菊花賞を勝ったサトノダイヤモンドは今春の天皇賞には出走しない。昨年の天皇賞・秋で負けた上位2頭もキタサンは引退、サトノクラウンはドバイ遠征が決定している。つまり、目の上のタンコブがいない。完成形に近づいたと思えるこの勝利で、盾戦線に急浮上といっていいだろう。

 一方、案外だったのが単勝1・9倍で③着に終わったクリンチャーだ。「接触して1周目で引っ掛かってしまった」とはレース後の武豊で、前半は力んだ走りに。それでも、4角手前から早々とステッキを入れて追われながらも大崩れしなかったあたりが底力か。「よく③着に来たと思う。次で巻き返したい」という言葉通り、淀の長丁場での走りをもう一度見てみたい。

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