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木津信之
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木津信之

携帯電話にはズラリとジョッキーの電話番号が。岩田のような関西のベテランから、中堅どころはもちろん、石川のような若手まで、いつでも直撃。ついつい、本音がもれてくることも数知れない。加藤征、斎藤厩舎などにもグッと食い込んでいる。暮れの有馬記念では吉田隼にじっくりと取材。◎ゴールドアクターで3連単12万5870円をモノにした。

【土曜中山10R・春風S】菜七子 ビックリシタナモー差し切りだ!

 藤田菜七子は一昨年のデビュー時から、16年ぶりのJRA生え抜きの女性ジョッキーとして注目を集め続けている。

 プレッシャーに押しつぶされても不思議ない環境にいながらも、騎乗技術を磨き続け、昨年は14勝。これは97年に増沢(旧姓牧原)元騎手がマークしたJRA女性騎手の年間最多勝利11勝を更新するもの。その成果も手伝って、17年度の中央競馬騎手年間ホープ賞を受賞と大活躍を見せた。

 今年は1月8日に早くも初勝利(中山7R=ビックリシタナモー)を挙げ、冬の小倉では自身初となる滞在競馬を経験した。惜しむらくは3月3日の9Rで騎乗停止処分になってしまったこと。しかし、本人の口からは反省の弁とともに「すごく収穫があった滞在でした」とも。

 戦線復帰となる今週はローカルの中京ではなく中山で騎乗する。チャンス十分の関西馬の依頼を受けたからだ。

「〝ビックリ〟するような脚を引き出したい」

――10R春風Sのビックリシタナモーは自身が手綱を取って①②①着と抜群の相性ですね。

藤田騎手「いやいや、馬がめちゃめちゃ強いんですよ(笑い)」

――では、その強さについて教えてください。テン乗りだった4走前から。

「スタートで後手を踏んだんですが、それまでのレースぶりから“しまいは切れる”と思っていたので、ジッとしていました。その通り、最後は凄い脚。気持ち良かったですね」

――3走前は頭差②着と惜敗でした。

「スタートが決まったし、行きっぷりも良かったんで“絶対勝った”と思ったんですけどね。勝ち馬と体を併せて先頭に出た瞬間にフワッとして……。その分、負けてしまいました」

――前々走は見事にV。

「負けたことを反省して乗りました。最後の最後だけ出ようと。抜け出せなかったのは悔しかったですが、同着①着だったのでホッとしましたね」

――準オープンでは初騎乗になります。

「その前々走で同着だったタガノヴィッターは昇級して連続③着。ここでも有力馬ですよね。その比較から通用するものは持っているはず。中山は得意にしてくれているので、自分がうまく立ち回らせて最後に“ビックリ”するような脚を引き出したいですね。そうすれば勝ち負けになるはずなので頑張ります!」

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