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【ドバイ国際競走】ゴドルフィンGⅠ3連勝 立役者は欧州大寒波!?

チームプレーが機能しなくても〝セカンド〟が大仕事

 ドバイから吉報は届かなかった。

 土曜深夜の「ドバイワールドカップデー」に日本からは過去最多となる14頭が参戦。ドバイターフではヴィブロスが②着し、リアルスティール、ディアドラが③着同着という好走はあったものの、15年以来、3年ぶりに未勝利に終わった。

 日本勢とは逆に活躍が目立ったのが“チーム・ゴドルフィン”だ。

 馬券発売のあった4つのレースでみると、ターフではベンバトルが勝利し、シーマクラシックはホークビル、さらにメインのワールドCはサンダースノーと後半3つのGⅠをかっさらった。

 ただし、映像を見て気付いたファンもいただろうが、この3頭は勝負服こそ“ゴドルフィンブルー”でも、帽子の色はブルーではなく、白だった。

 ゴドルフィンの多頭数出しの場合、一番の期待馬が勝負服と同じ青帽になる。白はいわば“セカンドカラー”なのだ。

 海外では多頭数出しによる“チームプレー”は当たり前。

 今回、シーマクラシックが顕著だったが、ペースメーカーになるはずだったベストソリューションが逃げず、“青帽”クロスオブスターズが頭を上げて終始、リズムの悪い走りに。決してチームプレーが機能していたとは思えなかった。それでも終わってみれば、ゴドルフィンの期待度が次位以下だった馬が次々と勝ったということである。

 今年はダートのワールドCを別にすると、芝のシーマクラシック、ターフで欧州勢がかなり手薄な印象だった。

 これは大寒波の影響が大きかったのではないだろうか。2月から3月上旬にかけてヨーロッパの競馬は強烈な寒さで、開催中止が相次いだほど。ローテーションが狂ったり、状態の維持が難しかったり。出走態勢を整えるだけでも、例年よりハードルは高かったに違いない。

 シーマで7年ぶり、ターフでは5年ぶりの勝利があったからこそ、ゴドルフィンはGⅠ3勝、それも一番馬以外で。その裏には、離れた欧州での異常気象があったのだ。

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