木津信之
著者のコラム一覧
木津信之

携帯電話にはズラリとジョッキーの電話番号が。岩田のような関西のベテランから、中堅どころはもちろん、石川のような若手まで、いつでも直撃。ついつい、本音がもれてくることも数知れない。加藤征、斎藤厩舎などにもグッと食い込んでいる。暮れの有馬記念では吉田隼にじっくりと取材。◎ゴールドアクターで3連単12万5870円をモノにした。

【桜花賞】最年長勝利へ 柴田善 トーセンブレス

公開日:

JRA現役最年長ジョッキーだった木幡広が先月末で引退。これにより、柴田善が繰り上がって、51歳の最年長ジョッキーになった。

以前に比べて乗り鞍こそ減ったものの、その技術に衰えはない。今でも“さすが”とうならせる騎乗を見せてくれる。

そんなベテランが日曜は阪神へ。桜花賞でトーセンブレスの手綱を取るためだ。

これまで桜花賞は14回参戦して②着2回(89年ホクトビーナス、91年ヤマノカサブランカ)。約30年前の雪辱を果たすべく静かに腕をぶしている。

――過去の桜花賞では②着が2回あります。
柴田善騎手「そう。随分昔の話をするねえ(笑い)。ヤマノカサブランカはなぜ乗せてもらえたか、いまだに分からないんだけど、中村好夫先生にはよく乗せてもらってたかな。やはり自厩舎(中野隆厩舎)だったホクトビーナスの方が思い入れがあるよね」

――直線で抜け出した時は勝ったかと。
「負けたんだけどね(苦笑い)。ダートで勝ち上がって初めての芝でも、毎日乗ってデキの良さを感じてたんで自信はあったんだ。勝ったシャダイカグラとは差が差だったし(頭差)、悔しかったけど、最後は距離だね。そんな止まり方だったよ」

――今年はトーセンブレスで挑戦します。前走フラワーCは②着でした。
「加速していった時は差し切れる勢いだったんだよ。最後の最後に勝ち馬と同じ脚色になっちゃった。久々か千八かは分からないけど」

――条件は好転するということですよね。
「だね。ひとたたきしていいはずだし、マイルになるのはプラスだろうから」

――ここ3戦での変化は感じますか。
「精神的に成長したね。コントロールが利くようになったもの。阪神JFでも掛かっていたので、前走は(ハミを)くわえたらキツイなと思っていたんだ。それが我慢できていたからね」

――どんなイメージで臨みますか。
「まずはゲートを決めたい。スタートからはいじれないけど、今なら道中からは動かせそうなんで。暮れ(阪神JF)よりは攻めるレースができるはず。枠はいいところだと思うよ。前に壁をつくれそうだからね」

――期待できますね。
「チャンスがないわけじゃない。人気はないけど、逆転できる素質は持ってると思ってるんだ。ここで勝つとクラシック最年長勝利なんだってね。それも狙って頑張るよ(笑い)」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安倍官邸“大号令”か 厚労省「実質賃金上昇率」水増し工作

  2. 2

    「誰のおかげで飯食ってんだよ」同年代アイドルの怒声に…

  3. 3

    引退の稀勢の里を支える“太いタニマチ”と6000万円の退職金

  4. 4

    CM中止で加速…NGT48イジメの構図と暴行事件の“犯人”探し

  5. 5

    前のめり安倍首相に露が食わす「条文作成」の毒まんじゅう

  6. 6

    専門医は「説明不能」…米11歳少女の悪性脳腫瘍が消えた!

  7. 7

    仏捜査のJOC会長の長男 竹田恒泰氏“父擁護”のトンデモ発言

  8. 8

    「史上最弱横綱」稀勢の里を生んだ“機能不全”横審の大罪

  9. 9

    NGT48メンバーは自宅に男が 地方アイドルが苦しむジレンマ

  10. 10

    安倍首相の「フェイク発言」を追及しない本土のマスコミ

もっと見る