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橘正信
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橘正信

ご存じ、本紙が誇る鬼才。常に大穴馬を求めて、栗東トレセンを右へ左へ。驚天動地、空前絶後の◎を打つ男。とにかく買わなきゃ当たらない。17番人気タケノベルベット本命で的中させた92年エリザベス女王杯は今でも語り継がれる快挙だ。

【皐月賞】勝利の方程式だ アイトーン強気の逃げが決まる

「出脚のいいタイプじゃないが、ハナへ行った方がいい。今度も主張させてもらうよ」
 アイトーンの五十嵐師がきっぱり言い切った。

 今年の皐月賞は逃げて結果を残してきた馬が多い。アイトーン以外にも枠順の内からエポカドーロ、ケイティクレバー、ジェネラーレウーノ、サンリヴァル、ジュンヴァルロといった具合。

 しかし、こちらは譲るつもりがない。まして3枠6番なら行くのみ。

 逃げはこの馬にとって“勝利の方程式”だ。

 未勝利、福寿草特別、若葉Sと、自らがレースを引っ張る形に持ち込めば3戦3勝。パーフェクトの成績を残している。

 とりわけ、前走の若葉Sは強調したい。

 スタートから出ムチを入れて先頭へ。そのまま道中はリズムのいい走り。直線入り口で外から並ばれると、そこからまたグイと力強く伸びた。

 前半60秒4、後半59秒6で二千メートル2分ジャスト。上がり3Fは11秒6―11秒7―12秒0の35秒3。優秀な数字で1馬身4分の1差のフィニッシュ。

「並びかけられた時は“厳しいか”と思ったよ。それがあの結果。ホント、力をつけているね。以前はヤンチャだったのに、真面目になっている」
 もちろん、状態面も二重マルがつく。

 すぐに乗り出され、先週はCウッド6F82秒2―38秒2、ラスト1F12秒1。ハードな3頭併せで最先着。今週は坂路4F54秒2―12秒5。伸び脚は目を引いた。

「引き続き具合はいいね。こっちは自分の競馬をするだけ。強敵相手にどこまで頑張ってくれるか楽しみ」
 またまた先頭ゴールイン!

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