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武田昌已
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武田昌已

月~金は麻雀、土日はウインズだった学生生活を経て、入社後は編集一筋20年超。2015年春は何と9週連続重賞的中の快記録も達成し、2016年は春東京でGⅠ4連勝も。馬場の傾向、ラップの分析に定評があり、ついた名前が「数字大王」。GⅠウイークにはデモクラTVのコメンテーター担当。

【天皇賞】現役屈指の長距離ランナー・アルバート 混戦に断

GⅠ男が調べ尽くした

 過去のデータ、記録を調べに調べ抜いて出した結論は◎アルバート。

 まずは本命の根拠の前に、今年の人気馬は死角のある馬が多い。

 唯一のGⅠ馬シュヴァルグランは大阪杯で1秒5差大敗が気掛かり。レインボーラインは「過去30年間、他にGⅡ、GⅠ勝ちのない阪神大賞典馬は天皇賞で連対ゼロ」のデータが引っ掛かる。

 また、クリンチャーは同じく「阪神大賞典で1番人気で負けた馬は〈0126〉」。日経賞勝ちガンコは今回、斤量が2㌔増の58㌔になる。「天皇賞が初GⅠで、2㌔以上の増量を克服した馬は88年タマモクロスのみ」というデータも。

 これらを知ると、どうしても◎を打つのはためらわれる。

 58㌔という重い斤量を背負って三千二百㍍の長丁場を走る伝統の一戦。実は、今年のメンバーで58㌔で勝ったことがあるのはアルバート=17年ダイヤモンドSとシュヴァルグラン=16年アルゼンチンの2頭しかいない。

 しかもアルバートの長距離適性は現役屈指。これはステイヤーズS3連覇、ダイヤモンドS勝ちの実績が証明している。

 前走の阪神大賞典では④着に敗れた。だが、これはステイヤーの休み明けということに加え、こんな要因も考えたい。

 アルバートにはこれまでムーアを筆頭に6人の外国人ジョッキーが騎乗して〈7016〉。ところが、日本人ジョッキーでは〈2219〉。とにかくズブく、鞍上が動かして動かしてでこそ能力を発揮するタイプ。

 前回の福永は〝柔〟でフワッと乗る方だから、合わなかったのは仕方ない。今回はルメールとのコンビだ。

 昨年のステイヤーズS勝ちの三千六百㍍3分43秒0は前2年を大きく上回るもの。衰えどころか年齢を重ねて強くなった印象すらある。

 キタサンブラックが引退して初となる春の盾参戦。ようやく頂点に立つ時が来た。

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