• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger
木津信之
著者のコラム一覧
木津信之

携帯電話にはズラリとジョッキーの電話番号が。岩田のような関西のベテランから、中堅どころはもちろん、石川のような若手まで、いつでも直撃。ついつい、本音がもれてくることも数知れない。加藤征、斎藤厩舎などにもグッと食い込んでいる。暮れの有馬記念では吉田隼にじっくりと取材。◎ゴールドアクターで3連単12万5870円をモノにした。

【NHKマイルC】田辺 GⅠ奪取テトラドラクマ

恩師に最高のプレゼントを

 田辺は02年のデビュー以来、16年2月まで小西厩舎に所属していた。フリー転向には個々の理由があるが、その中でもまさに“円満退社”。今でも調教の合間には大仲でスタッフと常に談笑している姿が見られる。公私ともに面倒を見てもらってきただけに“小西厩舎の所属馬で重賞を”との思いは常々心に秘めていたよう。それを実現したのがテトラドラクマでのクイーンCだ。他馬に絡まれ5F通過が57秒8という厳しい流れを見事な手綱さばきで勝利にエスコート。小西厩舎に20年ぶりの重賞Vをもたらした。勢いに乗って臨む大舞台。恩師がまだ手にしてないGⅠタイトルをプレゼントすべく力が入る。

「スタートが速いのは大きな武器」

――テトラドラクマにレースで騎乗したのは前走が初めて。追い切りにも乗っていなかったんですよね。

田辺騎手 「そうなんですよ。さすがに前回は追い切りには乗ろうと思ったんですが、厩舎の方が“こっちでやるから”って(笑い)。その前となるとデビュー前のゲート試験ですもん。テン乗りみたいなものでしたよ」

――そのクイーンCを振り返ってください。

「好スタートを切って速いラップを自分で刻んで勝ち切ったという感じですね。デビュー戦から競馬を見ていて“走る馬だな”と思っていて、その通りでした」

――レース後は放牧に出て、ここ2週連続して追い切りをつけました。感触はどうでしたか。

「先週は雨で重い馬場にもかかわらずしまいの伸びが良かったですよ(坂路4F54秒7―39秒6、1F12秒2)。今週は動き過ぎるところがあるのでやり過ぎないように(4F52秒6―38秒1、1F12秒1)。うまくいったと思います。太いとか重いという感じもなく、力みもなかった。この前よりも早めに入厩したので、乗り込めてきたのもよかったんでしょう」

――いよいよ大一番。手応えを教えて下さい。

「東京マイルという同じ条件で勝っているので、コース的な不安はないですよね。スタートが速いのは大きな武器。今回もそこを生かして自分の競馬に徹したいです」

――力を出し切ればですね。

「十分やれると思います。小西厩舎の馬で初めてGⅠへ行けます。ようやくきたチャンスなので、自分で大きいところを取りたいですね。やはり、思い入れは大きいんで(笑い)」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の競馬記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「稼いだのは1カ月…」ブレークから10年たった鼠先輩は今

  2. 2

    “元彼”と同時引退? 幻に消えた安室奈美恵の「再婚」報道

  3. 3

    沖縄県知事選 玉城デニー氏「ひとつになって前進すべき」

  4. 4

    プーチンに後から反論…安倍首相“フェイク発言”の苦し紛れ

  5. 5

    抑え崩壊で接戦恐怖症 巨人最後の手段は「守護神・菅野」

  6. 6

    今季でクビの選手が続出? 阪神“不良債権”11億円の中身

  7. 7

    19歳ガングロで起業し注目「ギャル社長」藤田志穂さんは今

  8. 8

    巨人と西武のオーナーが示唆も…「監督続投要請」の吉凶

  9. 9

    富士山大噴火 気象研「降灰量シミュレーション」の衝撃

  10. 10

    OBも疑心暗鬼 巨人・由伸監督“続投示唆”から急失速のナゾ

もっと見る