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亀井辰之介
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亀井辰之介

メーンレースまでの稼ぎ場をあらゆる角度から徹底的にリサーチ。ピックアップした推奨レースに鋭い視点で切り込んでタマを何倍にも増やしていく西のスナイパー。

【日本ダービー】進化したハービンジャー産駒だ ブラストワンピース4戦無敗で頂点に

 3戦無敗ブラストワンピースが頂点に立つ。

 まず3戦の内容が素晴らしい。新馬戦は②~⑦着馬を含め、計8頭がその後に勝ち上がったハイレベル戦。それを余裕残しで0秒2差の完勝だ。

 続くゆりかもめ賞はラスト3Fが11秒9―11秒8―11秒7の加速ラップを4角8番手から差し切り。4馬身差をつけた。

 さらに毎日杯はこれまでと異なり、先行2番手の早めの競馬。それでも直線は楽に抜け出して2馬身差で決めた。当時、②着に負かしたギベオンはNHKマイルCで首差②着。GⅠでも通用すると思わせるポテンシャルを披露している。

 血統面も魅力大。

 父ハービンジャーは供用3年目の昨年にGⅠ3勝とブレークした。もちろん、産駒の傾向が分かってきたことがある。馬産地からは「初年度産駒は体が薄い印象があったが、世代を重ねるにつれてしっかりして、質自体がアップしてきている」との話も。

 昨年でいえば、牝馬ながら500キロ近いパワフルボディーの持ち主だったディアドラが代表例。520キロ台の雄大な馬体を誇るブラストも“進化した”ハービンジャー産駒とみていいだろう。

 母ツルマルワンピースは7F芝の未勝利↓りんどう賞を連勝して、GⅠ阪神JFで⑤着。早くから活躍したスピードタイプだった。

 父中距離馬×母スピード馬の配合は近年のダービーのトレンドだ。

 一昨年のマカヒキ(父ディープインパクト、母ウィキウィキは6F戦勝ち)、昨年のレイデオロ(父キングカメハメハ、母ラドラーダは千六以下で4勝)もこのパターンだった。

 特にハービンジャー×母の父キンカメは昨年のオークス②着馬モズカッチャンと同じ。ダービーと同舞台のゆりかもめ賞で圧倒的なパフォーマンスを見せたように、間違いなく舞台はマッチする。

 毎日杯以来、中8週のローテも当初からの予定通り。もともと間隔をあけつつ使っており、ここは狙い澄ました一戦。

 何より毎日杯勝ちからは母の父キンカメをはじめ、ディープスカイ、キズナと皐月賞不出走のダービー馬が3頭もいる。ブラストもこれに続く。

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