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木津信之
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木津信之

携帯電話にはズラリとジョッキーの電話番号が。岩田のような関西のベテランから、中堅どころはもちろん、石川のような若手まで、いつでも直撃。ついつい、本音がもれてくることも数知れない。加藤征、斎藤厩舎などにもグッと食い込んでいる。暮れの有馬記念では吉田隼にじっくりと取材。◎ゴールドアクターで3連単12万5870円をモノにした。

【日本ダービー】先頭ゴールインだジェネラーレウーノ 田辺自然体で大舞台へ

 ダービーに美浦から6頭出走するとあって、いつもよりも多くの取材陣や関係者が来場して大いに盛り上がった。

 そんな中、ジェネラーレウーノに乗る田辺と小島太元調教師が歓談するシーンがあった。小島太元調教師は騎手現役時にダービーを2勝(1978年=サクラショウリ、88年=サクラチヨノオー)した名手。

 そんな背景もあり、冗談めかして、田辺に「ダービーの勝ち方を聞いた?」と問うと、「ええ。もう分かりましたよ」と笑って即答した。それを聞いていた小島太元調教師は「オレらの時はプレッシャーで寝られなかったもんだがなあ」と苦笑い。

 この自然体が田辺の真骨頂。人馬とも“自分の形”を崩さずにビッグタイトルを目指す。

「引き出しがまだありそう」

――皐月賞は厳しい展開になってしまいました。
田辺騎手「ハイペースに巻き込まれてしまいましたね。それでも先行勢では唯一残して③着。心肺機能の高さを再確認できました」

――1週前追い切りにまたがりました。雰囲気はどうでしたか。
「皐月賞の後はさすがにガクッときたらしいですが、回復は早かったようです。指示は道中、前に馬を置いて、並ぶかかわすかは任されていました。ゴールを過ぎてからも気を抜かないよう追っておきました。疲れが抜けてうまくリフレッシュできたよう。いい感じでしたよ。馬体もピカピカで張りもありました。言うことなしです」

――初めての二千四百メートルになります。
「競馬に行くとすぐハミが抜けるんですよ。そう、フワフワ走ってる。いい意味で不真面目ってのも変ですが、折り合いがつきやすいって点ではプラス。力んで走るよりも全然いいですよ」


――どんなレースをしようと考えていますか。
「気分屋さんなのでいつも通りの競馬でいいのかなと。皐月賞でハイペースを演出した2頭が出ていないし、スタートが決まって他に主張する馬がいなければ、逃げることも選択肢にありますよ」

――ジェネラーレウーノに関して“不思議な馬”とか“よく分からない”と言ってますよね。それは、まだ底知れないと前向きにとらえていいですか。
「ええ。引き出しがまだまだありそうで乗っていて楽しいんですよ。開けてない引き出しにこちらの感じている以上のものを隠し持っていたら……。チャンスはあると思います」

積極策でGⅠ―

 田辺は02年にデビューして、先週までにJRAで752勝をマークしている。重賞はゴルトブリッツでの11年アンタレスSからテトラドラクマでの今年のクイーンCまで26勝だ。

 このうち11勝までが4角では2番手以内につけていた。

 うれしいGⅠ初制覇となったコパノリッキーでの14年フェブラリーSは2番手からの押し切り。ロゴタイプでの16年安田記念はまんまと一人旅。

 ビッグタイトルはともに東京が舞台だった。3つ目も積極策で手に入れたい。

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