【ダービー】やはりローテーションがマイナスだった人気2頭

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ブラストワンピース⑤着ダノンプレミアム⑥着

 ダービー史上最高配当――。ウオッカが制した07年の3連単215万を超える285万馬券が飛び出した。大波乱の要因のひとつが、人気を分けたデビュー無敗馬2頭の敗戦だろう。

 4連勝で1番人気のダノンプレミアムが⑥着、3連勝の2番人気ブラストワンピースは⑤着。勝ち馬とわずか0秒2差とはいえ、馬券に絡むことすらできなかった。

 2頭に共通するのは、ローテーションの面がマイナスに働いた可能性が十分にあること。

 まず、絶好の最内枠で“運”が味方したかに思えたダノンだったが、やはり皐月賞前のアクシデントが響いたか。右前肢の挫跖で回避。「2週間ほど休ませた」(中内田師)ところからの再仕上げ。坂路での初時計が先月29日だから、休んだ上に皐月賞組とほぼ変わらない期間での調整を強いられた。

 二千四百メートルを乗り切るために必要な肝心のスタミナ面を鍛え切れなかったか。その中で、3番手から大バテしていないから、さすがの性能なのだが……。

 ブラストも同じ。過去に毎日杯勝ち馬の戴冠は3頭いたが、04年キングカメハメハ、08年ディープスカイは、ともにNHKマイルCを。また、10年キズナは京都新聞杯を勝って、さらに勢いをつけてのダービー制覇だった。対してブラストは2カ月あけての直行。これが、当日のプラス体重、テンションの高さ、ひいては、ゲートの遅さにつながった可能性はある。

“間隔があきすぎて勝てるほど甘くない”。今年のダービーはあらためてそのことを証明した。

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