【ダービー】春の最後に面目を保ったディープインパクト

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 ワグネリアンのダービー制覇は生産界にとっても大きな1勝ではなかったか。

 父は言わずと知れた大種牡馬ディープインパクト。今年もリーディングではぶっ千切り状態だ。だが、肝心の3歳クラシックはこれが初勝利だったからだ。

 初年度の11年はマルセリーナが桜花賞に勝利。翌12年はジェンティルドンナが春2冠、ディープブリランテがダービーを制した。

 13年は桜花賞=アユサン、ダービー=キズナ。14年は桜花賞=ハープスター、15年はオークス=ミッキークイーン。16年には皐月賞=ディーマジェスティ、オークス=シンハライト、ダービー=マカヒキで再び“3冠”達成。昨年はアルアインが皐月賞を制しており、これまで無冠のままダービーを迎えたことは一度たりともなかった。

 ところが、今年は……。“大将格”ダノンプレミアムが皐月賞を回避したこともあったが、桜花賞は6頭出しでトーセンブレスの④着が最高。皐月賞は2頭の出走で⑤⑦着まで。オークスは7頭出しでも、馬券圏内に入ることはなかった。

 ダービーはダノン、キタノコマンドールを含めて3頭。これも例年より少なめだが、それでも先頭ゴールインを果たし、トップサイアーとしての面目は保った。

 現在、種付け料は世界最高の4000万円。6月2日の英国ダービーには日本生まれのサクソンウォリアーが出走する。英2000ギニーを制して、圧倒的な1番人気だ。

 これまでの不振を一気にひっくり返し、歴史的な日英ダービー制覇となれば、この夏の当歳、1歳のセールでさらにディープ産駒争奪戦がアツくなるかも。今週末は海のはるか向こうにも注目したい。

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