【ユニコーンS】ルヴァンスレーヴ大外ブン回しで圧勝

公開日:

〝別定〟なのに56㌔では……

 東京のユニコーンSは1番人気ルヴァンスレーヴが期待に応えた。

 この馬の強さだけが目立ったレースだった。前半は中団の外めを楽に追走すると、半マイル付近からスムーズに進出を開始し、4角では大外ブン回しで先行勢を完全に射程圏内に。直線はノーステッキで先頭に立つと、あとは一頭だけ別世界。大接戦になった②着争いを尻目に3馬身半差をつけていた。

 走破時計も馬場が締まっていたとはいえ、1分35秒0。ユニコーンSが6月施行になって以降の最速でもあったから、次走に予定されているジャパンダートダービーが楽しみになった。

 ただ、これだけの“圧勝”になったのは抜けて強かったということもあるが、レース条件が実績馬には“甘い”という側面もなかったか。

 同馬は他と同じ56キロでの出走。ユニコーンSは「GⅠ①着馬2キロ増、GⅡ①着馬1キロ増」の規定がある。ただ、これには「2歳時成績除く」という但し書きがあるのだ。

 ルヴァンスは交流GⅠ全日本2歳優駿の勝ち馬だが、それは“関係なし”ということ。

 では、3歳のこの時期までにダートGⅠ、GⅡがあるかといえばJRAにはなく、交流重賞でも園田の兵庫チャンピオンシップがあるくらい。NHKマイルCや桜花賞の勝ち馬が出てくるかとなると、それも現実的ではない。

 賞金別定にして実績馬には斤量を課すか、それともJRA3歳ダート王決定戦との位置付けなのだから、素直に馬齢重量にするか。改善の余地が残っているのではないだろうか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の競馬記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    台湾4割スラッガー王柏融めぐり 巨人vs阪神で争奪戦勃発

  2. 2

    悪いのは告発女性? バナナ日村「淫行」同情論への違和感

  3. 3

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<上>

  4. 4

    安倍首相が怯える 近畿財務局“森友キーマン”証人尋問Xデー

  5. 5

    19歳ガングロで起業し注目「ギャル社長」藤田志穂さんは今

  6. 6

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<下>

  7. 7

    女が嫌いな女3位 伊藤綾子が暗示する“におわせメッセージ”

  8. 8

    唯一トラックマン未導入でも…勝てる広島の「データ戦略」

  9. 9

    巨人が4年連続V逸…広島をマネしたくてもできない断末魔

  10. 10

    OBも疑心暗鬼 巨人・由伸監督“続投示唆”から急失速のナゾ

もっと見る