【函館スプリントS】チーク着用で生まれ変わったセイウンコウセイ

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陣営の復活への執念が実る

 昨年の函館スプリントSは洋芝とは思えない超高速馬場で、千二1分6秒8のレコード決着。そんな馬場で逃げた2番人気シュウジが刻んだ前半3Fは32秒2。このハイラップを2番手でマークしたのが1番人気のセイウンコウセイで、結果は共倒れに――。

 だが、今年のセイウンは違った。

 高松宮記念V後に好走したのは3走前のシルクロードSだけ。陣営によると「周りに馬がいると気にする」とあって、対策に今回からチークピーシズを着用。GⅠ馬に馬具を工夫する“大ナタ”をふるってきたのだ。

 さらに昨年は高松宮記念以来の休み明けだったが、今年は千四の京王杯SCを使っての参戦だった。そして引いたのは絶好の1番枠。この時点で初騎乗だった池添も「スタート次第でハナ主張も頭にあった」と。

 実際に押して先手を取りにいくと、外のワンスインナムーンは控えて2番手に。鞍上の気迫、馬具の工夫なども含めて、復活にかける陣営の執念が実ったレースだったといえる。

 さて、今後だが、今回は展開やメンバーなどに恵まれた面があったのも確かだろう。最後は休み明けのヒルノデイバローに鼻差まで詰め寄られた点にも少し不満は残る。むしろ、完全復活の真価が問われるのは次走かもしれない。

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