【宝塚記念】ミッキーロケットを勝利に導いたオールドスタイル

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和田17年ぶりのGⅠ制覇

「オペラオーが後押ししてくれたと思います」

 先月17日に死亡した愛馬の名前を出し、涙を見せながら話した和田。JRAのGⅠはそのオペラオーの01年天皇賞・春を最後に120連敗。実に17年間、勝利から遠ざかっていたが、宝塚記念のミッキーロケットは鬱憤を晴らす会心の騎乗になった。

 道中は絶好枠4番スタートを生かして、インを通りながらロスを抑える形に。もたれるところがあるだけに、ラチ沿いは理想的。しっかりためることができたから長く脚を使えるミッキーの特性も生き、直線早め先頭の強気な競馬でワーザーの猛追をしのぎ切れた。

人馬一体のコンビ 王道ローテで大仕事

 その力を出し切れたのも、オペラオー同様に愛馬を知り尽くしていたからこそ。思えば、このコンビは一昨年9月の神戸新聞杯から。騎乗停止中だった京都記念以外は全て和田が手綱を取り続けていた。

 昨今は外国人や一部ジョッキーが重用されて、乗り替わりが当たり前の風潮。そんな中、“オールドスタイル”ではないが、この和田=ミッキーのコンビは強みも弱みも完全に把握し、人馬一体だったということ。

 さらに言えばローテーションもオールドスタイルだった。

 海外帰りや休み明け、上がり馬の参戦などもある中、京都記念から天皇賞を使って宝塚記念というのは、いわば王道。その天皇賞組で最先着でもあった。

 振り返ればダービーのワグネリアンも弥生賞↓皐月賞の本流ローテで、久々のダノンプレミアム、毎日杯からのブラストワンピースら上位人気馬を負かしての悲願達成。そう、王道には王道と言われるだけの理由があるということか。

 今後は「放牧を挟んでJCが目標」と音無師。GⅠ馬として迎える秋はますます目が離せなくなる。

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