【中京記念】レコードで鮮やか鋭伸 グレーターロンドン秋GⅠへ

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重賞の勲章以上に価値ある賞金加算

 中京で行われた「サマーマイルシリーズ」の第1戦、中京記念はグレーターロンドンが制した。

「いつも人気を背負ってもう少しという競馬が続いていたんで」

 レース後にそう振り返った田辺の言葉通り、遅すぎた重賞初制覇だったかもしれない。

 3歳時から蹄葉炎での長期休養などがありながらも、昨年3月まで5連勝。いきなりGⅠへ挑戦した安田記念でも0秒1差の④着と好走したほどで、素質の高さは疑う余地がなかった。

 ただし、それでも重賞にはなかなか手が届かず、今年に入ってからは東京新聞杯、ダービー卿CTで1番人気に支持されたものの⑨⑤着。前走の京王杯SCも④着に終わっていた。

 その鬱憤晴らしになったのが、この中京記念だった。大外枠から道中は脚をしっかりためるだけためて、直線は外から鋭伸。早め先頭で粘り込みを狙ったロジクライを計ったように差し切って、なおかつレコードのオマケ付きである。

 惜敗続きの馬がひとつ勝ったことで、勢いづくのはよくあること。それだけでもこの馬にとっては、このVがいいきっかけになりそう。さらに言えば、ここまで賞金が加算できずに、このGⅢ中京記念でさえ、登録時の収得賞金順では実は10番目に過ぎなかった。

 それが賞金もしっかりと上積みできたのだから大きい。今後は「状態を見てから」とは管理する大竹師で、GⅠも含めた大舞台へ向けてのローテーションも組みやすくなった。

 重賞の勲章を得たこと以上に、うれしい賞金加算になったかもしれない。

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