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【ジャックルマロワ賞】新谷確信◎ アルファセントーリに敵なし

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マイル路線の怪物牝馬

 欧州のマイル路線はGⅠ自体の数も多く、メンバーが分散しやすい。このジャックルマロワ賞も頭数は揃いづらく、昨年は6頭立てだった。今年は賞金増額の効果(?)もあってか、昨年より増えたものの、それでも11頭立て。しかも舞台は枠順の有利、不利が少ないドーヴィルの直線マイル。それならアルファセントーリが強く勝つ。

 2歳時は決して秀でた存在でもなかった。しかし、3歳になって無類の強さを発揮し始めた。

 今シーズンはトライアルをひとたたきして、5月に日本でいう桜花賞に該当する愛1000ギニーを制覇。GⅠの勲章を手に入れると、凄かったのが2走前のコロネーションSだ。

 このレースは仏、英の1000ギニー勝ち馬も集結したまさに“欧州3歳マイル女王”決定戦。そんな中で最後は突き放す一方の6馬身差。走破時計は1分35秒89。それまでの記録を1秒以上も更新。史上初めてアスコットマイルを1分35秒台で駆け抜けてみせた。

 ちなみに同コースでその3日前に行われた古馬GⅠのクイーンアンSを勝ったアクシデンタルエージェントが1分38秒8。いかに強烈な記録か分かるというもの。

 続く古馬混合GⅠのファルマスSも4馬身半差で圧倒。そう、今まさにマイルに敵なしの怪物牝馬の道を歩んでいる。

 ましてや、ジャックルマロワ賞は3代母ミエスクが87、88年に連覇。そして祖母イーストオブザムーンが94年にV。“母娘制覇”をやってのけている血筋も後押し。その強さを確認するのみだ。

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